ちートレ3月2010年03月13日

本日、ちートレに参加した。昨年の7月以来となる明石公園周回コースだ。前回は最初の3周はキロ5'00、以降2周毎に4'30、4'15、4'00とペースアップし、ラストがフリーというメニューだった。私は最初の5周で脱落してしまい、情けない思いでみんなが走るのを眺めていた。あまりにも初期の段階で落ちこぼれてしまったため、翌月以降のちートレからグループ分けが始まった経緯がある。
今回は、Sグループはキロ4'05前後、Aグループは4'20、Bグループは4'30で1周2km弱を8周(ラスト1周はフリー)というメニューだった。
ちートレもどんどん参加者が増え、今回は総勢23名、篠山マラソンの直後のためかSグループの参加者はなく、Aグループはペースランナーの田中千洋さん、たっちゃん、大学時代に3000SCで活躍されていたSさんと私の4名、それ以外がBグループとジョグに分かれた。Bグループは千洋さんのご主人が、ジョグはRWSのマリオさんがペースランナーを務めてくださった。
いつものようにRWSマリオさん主導のアップの後、全員いっせいに喫茶パルコ前をスタート。図書館前の急な坂をゆっくりと上り、1km通過。背後のBグループからキロ4'32という声が聞こえる。それをきっかけとして、Aグループのペースが急に上がる、1周目をキロ4'17ペースまで一気に取り戻し、そのままの勢いで一気に図書館前の坂を駆け上がる。着いていけない...
千洋さん、たっちゃん、Sさんに50mほど遅れを取る。「後7周、どうしようか...」途方にくれそうになる。と、その時、Sさんが千洋さんにペースが速すぎると囁いてくださり、3人がペースダウン、テニスコート前の下りを利用して追い着いた。
3人は会話しながら走っているが、私は息絶え絶えで話しどころではない。上り坂で引き離され、下りで追い着き、これを繰り返しながら、何とか7周を走り終えた。
そして8周目はフリー、3人はすごい勢いで図書館前の坂を駆け上がる、一気にペースアップ、逆に私はフリーで4'20の呪縛から解き放たれ、一気にペースダウンした。図書館前の坂はキロ4'58まで落ちた。8周目はみんなから2分弱遅れてのゴールとなった。あまりにも大きすぎる力の差、悔しくてたまらなかった。

  SPLIT       LAP
周 time  pace  time  pace
1 0:08:26 4'17  8'26  4'17
2 0:16:49 4'15  8'23  4'13
3 0:25:30 4'17  8'41  4'20
4 0:33:58 4'17  8'28  4'17
5 0:42:23 4'17  8'25  4'19
6 0:50:45 4'17  8'22  4'16
7 0:59:04 4'16  8'19  4'10
8 1:07:49 4'17  8'45  4'23

篠山ABCマラソン2010年03月07日

篠山ABCマラソンに参加した。今シーズン最後のレースだ。
レースに際して、いつものように3段階の目標を立てた。

①自己ベスト、3時間7分21秒の更新
②3時間切り、(サブスリー)
③2時間55分以内

いずれの目標も2月の丸亀国際ハーフの1時間21分11秒から計算すると達成可能なものだ。

スタート時の天候は、気温4度、北の風2~3m/s、冷たい雨が降っていた。
雨が降っているので、アップはほどほどにして、最初の数キロをアップ代わりに走り、身体が温もってきたらキロ4分10秒を目処に走ろうと考えていた。
ランパン、ランシャツに、手袋、透明のビニールのゴミ袋をかぶり、スタート地点に立った。
10:40にスタートの号砲、私は陸連登録しているので前からのスタートなのに渋滞が激しく、中々前に進みまない。1kmの通過は5分42秒、予想以上に遅く、少し焦りそうになるが、焦らないように自分に言い聞かせる。2kmでゲストの有森裕子さんを抜きた。ペースはキロ4分19秒に上がりた。まずまずだ。3kmを過ぎてゴミ袋を脱いだ。風速5~6mに達しそうな強い横風と向かい風、それでも結構な汗が出ている。5kmでゴミ袋を捨て、7kmで手袋を脱ぎランパンにはさむ。ゼリー飲料を入れた重たいウェストポーチが冷たく冷え切った腹部の脂肪にこすれている。お腹がまっ赤になっている。手袋を脱ぐと身体が楽になり、勝手にペースが上がった。キロ4分13秒、12秒、11秒、走りにリズムが出てくる。10kmまではこの状態が続く。11kmからまた向かい風でペースダウン、4分20秒前後まで落ちる、無茶苦茶焦るが無理せずに走る。呼吸は全然苦しくない。30km、いや25kmくらいから爆発させるぞと言い聞かせて走る。宮田の交差点を過ぎた上り坂に差し掛かる、周囲のランナーのペースが落ちてきた。私は上り坂に慣れているので、どんどん抜ける、面白いように抜ける。上り坂なのにどんどんペースが上がってしまう。呼吸は楽チンだ。下り坂に差し掛かりさらにペースが上がる、ここで力を温存しようと意識的にスピードを落とした。15kmを過ぎて横風を受けながら平地を走る。一度、落としたペースが戻らない。「なぜ?横風のせいか?」。呼吸は全く乱れていない。17kmを過ぎる、この辺りは風が吹いていない、4分10秒前後にペースを上げようと試みる、しかし、上がらない。4分17秒。焦りが強くなる。18km、突然、「KAN-Dさ~ん!」という声が聞こえた。田中千洋さんと子供さん、お姉さんの応援だ。思いがけない応援に元気付けられて、気持ちが軽くなる。
ハーフ地点を通過、タイムを見ると1時間31分50秒台、「残り半分をこれ以上のスピードで走れそうにない。あぁ、これでサブスリーは無理だ」と思った瞬間、ガクッとスピードが落ちた。
ハーフ地点を過ぎてからの上り坂、周囲のランナーがペースダウン、またもや面白いほど抜ける。これに気を良くして、25kmにかけての下り坂をリラックスして走り、体力を復活させようと考えた。ところが、23kmから24kmにかけて、左ふとももの裏に痺れが出始めた。神経痛だ。太ももから腰にかけて重だるい痛みと痺れが広がって行く。下り坂に差し掛かり、風も追い風、力を抜きつつリズムを意識してペースを上げようとする。気持ちはキロ3分50秒台のペース、ところがGPSウォッチを見るとキロ4分10秒台に留まっていた。
焦りが諦めに変わった。「もう無理、自己ベストは更新できるだろうけれど、後18kmは辛いなぁ」、弱気が顔を出す。元気を出そうと持参したゼリー飲料を飲もうとした。しかし、手がかじかんでキャップを開けることができない。歯でキャップを開けたが、ゼリーがこぼれて左手がベタベタになってしまった。
左手の薬指と小指、中指と人差し指がベタベタとひっつく。気色悪くて、腕を振るたびに非常に気になる。給水ポイントのたびに水を取り、少しづつ手を洗っていった。しかし、なかなかベタベタが取れず、さらにペースが落ちる。それでもキロ4分20秒台は維持しようと、GPSウォッチをにらみながら走り続ける。
28kmを過ぎて30km過ぎの折り返し地点まで、緩やかな上り坂と強烈な向い風に苦しめられてペースダウン。折り返し後は追い風の下り坂、しかし脚が動かない。エイドでバナナを補給する。冷たくておいしいバナナ、昨年もここでこのバナナを食べた。「昨年はここから元気が出てペースアップしたのになぁ」と思いながらバナナをほうばっていると、「KAN-Dさ~ん」との声、ちートレで知り合ったIさんが折り返し地点を目指して走っている。「Iさんは陸連未登録なので10分後のスタート、ここですれ違うということは、2時間50分台前半は行けそう、いいなぁ」と思いながら、重たい脚を運ぶ。
しばらくするとhassyさんとすれ違う、表情がかなりきつそうだ。それからすぐ、TAKEさんとすれ違う、道路の端を走っていたのに私を見つけて「KAN-Dさ~ん!」と手を振りながら、道路の中央まで走ってきた。無茶苦茶、元気だ。私も負けじと胸を張ってストライドを大きくして走る。しばらくしてBeerさんとすれ違った。TAKEさんと同様に大きな声で手を振りながら道路の中央まで走ってこられた。Beerさんも元気だ。次にIさん、Aさん、AOさんとすれ違った。みんなニコニコと手を振ってくれる。少し元気が出てきた。4分30秒前後に落ちていたラップも4分20秒前後まで戻っていた。
しかし、それも束の間のことだった。徐々に身体が冷えてきた。腕を振ると、両手がジンジンと痺れてくる。給水地点、雨の中でも水分を補給しようと考え、水を取ろうとするが、手がかじかんで取れない。3回連続で、ドミノ式にコップを倒し、給水に失敗した。
35kmを通過、昨年はここでクラブの先輩の応援があり、元気づけられた。そのことを思い出して、ペースアップを試みるが、1kmしか持たなかった。37kmを通過、2時間41分、「ラスト5kmをキロ5分で走れば3時間6分、これでも自己ベストか、スピードを落とそうかな」という思いが湧いてくる。
頭がボンヤリして計算ができなくなってきます。「スタート直後の1kmなんて、あっという間なのに、なぜ今の1kmはこんなに長いのだろう」「呼吸は楽なのに、なぜ脚が動かないのだろう、何が悪かったんだろう」、色々考えながら走り続ける。両手のジンジンと痺れが痛くて、腕が振れない。
ラスト2km、2時間55分台、陸連未登録のランナーと併走が続く。「キロ5分に落ちても3時間5分台、中途半端な自己ベスト、陸連未登録の彼らはこのまま走れば2時間55分、いいなぁ」、いよいよ脚が動かなくなってきた。41kmを通過、キロ4分36秒にまで落ちる。ラスト1kmなのに、ゴールが遥か遠くに感じられる。永遠に時間が止まっているようにも感じる。
そのとき、「KAN-Dさ~ん!」という声が聞こえた。田中千洋さんとお姉さん、18kmに続く2回目の応援だった。再度の思いがけない応援、かなり勇気づけられた。元気を取り戻し、長い長い残りの1km、耐えに耐えて何とか走り切りた。もちろん、ラストスパートする力はなかった。
ゴール後、雨はさらに激しくなった。身体がどんどん冷えてきたが、動くことができず、しばらく雨に打たれ続けていた。
ここでたっちゃんに会い、お互いに結果報告。

グロスタイムは3時間4分24秒、ネットは3時間3分59秒だった。辛うじて最低限の目標、自己ベスト更新だけは達成できた。
力を温存したにも関わらずペースを上げることが出来ず、ふがいないレース運びで、ホロ苦い自己ベスト更新となった。これで今シーズンのフルマラソンは終了だ。不完全燃焼のまま、シーズンが終わってしまった。

  SPLIT  LAP  
km time   pace time 5km  10km
00 0:00:25 -- 0'25 00'25 00'25
01 0:05:42 5'16 5'16  
02 0:10:01 4'48 4'19  
03 0:14:16 4'37 4'15  
04 0:18:31 4'32 4'15  
05 0:22:48 4'29 4'17 21'58 
06 0:27:05 4'27 4'17  
07 0:31:18 4'25 4'13  
08 0:35:30 4'23 4'12  
09 0:39:41 4'22 4'11  
10 0:43:54 4'21 4'13 21'06 43'29
11 0:48:14 4'21 4'20  
12 0:52:31 4'21 4'17  
13 0:56:54 4'21 4'23  
14 1:01:01 4'20 4'07  
15 1:05:14 4'19 4'13 21'20 
16 1:09:31 4'19 4'17  
17 1:13:48 4'19 4'17  
18 1:18:03 4'19 4'15  
19 1:22:19 4'19 4'16  
20 1:26:38 4'19 4'19 21'24 42'44
21 1:31:01 4'19 4'23  
22 1:35:18 4'19 4'17  
23 1:39:45 4'19 4'27  
24 1:44:09 4'19 4'24  
25 1:48:20 4'19 4'11 21'42 
26 1:52:52 4'20 4'32  
27 1:57:16 4'20 4'24  
28 2:01:40 4'20 4'24  
29 2:06:02 4'20 4'22  
30 2:10:34 4'20 4'32 22'14 43'56
31 2:15:01 4'21 4'27  
32 2:19:22 4'21 4'21  
33 2:23:41 4'20 4'19  
34 2:28:02 4'21 4'21  
35 2:32:27 4'21 4'25 21'53 
36 2:36:45 4'21 4'18  
37 2:41:15 4'21 4'30  
38 2:45:38 4'21 4'23  
39 2:50:01 4'21 4'23  
40 2:54:29 4'21 4'28 22'02 43'55
41 2:59:05 4'21 4'36  
42 3:03:33 4'22 4'28  
Go 3:04:24 4'22 0'51 09'55 09'55

西神南-櫨谷川-明石公園コース2010年02月27日

本日は、学園都市-井吹台谷口公園-櫨谷川-明石公園-龍の湯コース。今月は走行量が不足しているので、余分に明石公園を3周して龍の湯へ行こうと考えた。1周2kmの明石公園を3周するには30分の余裕を持たせなければならない。みんなより1分強速いペース、キロ4'50前後でノンストップで走れば、今回の約20kmのコースで30分稼げると考えた。

名谷駅をキロ4'50平均のペース維持を目標にスタートした。総合運動公園にかけての上り、目標ペースを維持できるか不安だったが、Garminを見ると4'40台で走れている。総合運動公園から学園都市にかけての緩やかな下り、ペースが上がり過ぎないように心がけて走る。学園都市まで4'45のペースで到着。ここから伊川谷はさらに急な下り坂、体力を温存するつもりでゆっくりと走る。楽なペースだ。ところが、小寺の交差点でGarminを見ると、ペースは5'20まで落ちていた。慌てて伊川谷駅までの下りをペースアップするが取り戻すことが出来ず、伊川谷駅前の信号に引っかかった。結局、学園都市から伊川谷駅までは5'03のペースだった。いきなり、目標を下回りガッカリした。
気を取り直して、再出発、西神南へ向けて足を進める。伊川谷駅からは長くて急な上り坂、5分台半ばまでペースが落ちる。息も荒くなる。無理をしないように心がけて、下り坂でペースアップ、西神南駅の手前の上り坂も呼吸が苦しくなったが、そのままペースを維持した。井吹台谷口公園でトイレ休憩、伊川谷駅からには4'48のペースだった。
トイレ休憩後、再出発、ここからは櫨谷川に沿って下っていけば良い。もう上り坂もない。気持ちが楽になる。頭を空っぽにして、川沿いを走り続ける。ペースが上がり過ぎないように、リラックスして走る。JA兵庫六甲玉津前を通過、14km地点、4'27のペース、いくらでも走り続けられそうな感覚に陥る。丸亀国際ハーフの折り返し後と一緒だ。そのままのペースを維持した。
ところが、16kmを過ぎた辺りで急にしんどくなってきた。ペースは同じでも心拍数が上昇し始める。これも丸亀国際ハーフの失速と同じだ。何とか、ペースを維持して明石公園に到着した。陸上競技場の北東、喫茶パルコの前で一休みした。ここから反時計回りで図書館の前-テニスコート前-第二野球場の手前-ローンボールスコート前を通過して、3周するつもりだった。しかし、しんどくて走る気がしない。持参した飴やチョコを食べながら、走るかどうか迷い続けた。8分余り座っていたが、結局、走ると心に決めてスタート。いきなり、図書館前の急な坂、しんどい。無理せずに走り続ける。ペースを上げずとも、どんどん呼吸が荒くなる。それでも、何とか3周を走り終えた。9'16(4'43/km)-9'09(4'39/km)-9'04(4'32/km)、18km弱走った後でリュックを担いでこのタイムならまずまずのペースだろうか。
そこから龍の湯まで、いつものごとく脚が重くて失速しそうになり、4'49までペースダウンしたが、頑張って走った。26.8kmの距離を2時間16分で走り終えた。信号待ちやトイレ休憩を除くと、平均ペースは4'39だった。リュックなしでも、まずまずのペースだ。1年数ヶ月前は10km弱で脚にきていたのを考えると大きな成長だと思う。自分の成長を実感できて嬉しい練習会だった。

            SPLIT       休憩抜き  LAP
            距離 時間 pace 休憩 時間 pace 距離  時間  pace
1学園都市駅     4.1km 0:19 4'45 0分 0:19 4'45 4.1km  19'32 4'45
2伊川谷駅      5.8km 0:28 4'53 2分 0:28 4'50 1.7km  08'41 5'03
3井吹台谷口公園   8.8km 0:44 5'05 2分 0:42 4'49 2.0km  14'13 4'48
4JA兵庫六甲玉津   14.0km 1:13 4'56  - 1:10 4'40 6.2km  27'34 4'27
5明石公園      17.8km 1:26 4'51 8分 1:22 4'38 2.8km  12'29 4'28
6明石公園1周目   19.8km 1:43 5'15  - 1:31 4'39 1.0km  09'16 4'43
7明石公園2周目   21.7km 1:52 5'12  - 1:40 4'39 1.0km  09'09 4'39
8明石公園3周目   23.7km 2:01 5'08  - 1:50 4'38 2.0km  09'04 4'32
9龍の湯       26.8km 2:16 5'06  - 2:04 4'39 3.1km  14'48 4'49

離宮道-ウィングスタジアム-ハーバーランド-ポーアイコース2010年02月20日

本日は高倉台-ウィングスタジアム-ハーバーランド-ポートアイランド-灘温泉コース。数日前から腹痛が続いており、練習会に参加するかどうか悩んだが、集合場所の名谷まで行くことにした。ところが、自宅を出発してすぐに腹痛の波が押し寄せてきた。走るスピードを緩めると治まったが、名谷駅の手前で第二波が押し寄せてきた。そのまま、パティオの前のトイレに駆け込んだ。トイレから出て集合場所に到着したのは、集合時刻から17分遅れの8:17だった。
ここからみんなを追いかけても第三の波がやってくるのではないかと不安だったので、取りあえず高倉台に向かって走り、腹痛がひどければ途中で自宅に帰ろうと考えた。
みんなから17分遅れ、「みんなのペースがキロ6'20前後だと仮定して、それより1分速いキロ5分台前半で走れば17kmまでには追い着くだろう、ハーバーランドからポーアイの間になるか」と思いながら、名谷を出発した。
お腹の調子を見つつ、ゆっくりとペースを上げていく。高倉台を通過、痛くならない。「よし、最後まで行こう」、意を決して離宮道を下る。40分で若松町に到着、ここで8km弱だから8分は縮めたことになる、みんなとの差は残り9分。鉄人28号の写真を撮って、再出発した。
時間の経過と共に走りのリズムが出てきて、キロ5分を切るペースに上がる。ウィングスタジアムを通過、中央卸売市場の手前で向かい風が強くなるが、さほどペースダウンせずにハーバーランドへ到着。ここで14km、みんなとの差は3分くらいかと思いながらトイレ休憩。
トイレから出ると、500mくらい前方、ポートタワーの手前をみんなが走る姿が見えた。無理をしないペースでみんなを追いかける。メリケン波止場で再びみんなの姿が視野に入り、神戸税関の前で追い付いた。約16km地点、ほぼ想定通りだった。
それ以降は、キロ6~7分のゆっくりとしたペースで走り、ゴールの灘温泉に到着した。
お腹の調子が良くないのでアフターはどうしようか迷ったが、ビールを飲んでいると、いつの間にか腹痛は治まっていた。なぜだろう、腹痛の原因はストレスか?

            SPLIT           休憩抜き  LAP
            距離 時間 pace 休憩 時間 pace 距離  時間  pace
1若松町       7.8km 0:40 5'13 2分 0:40 5'13 7.8km  40'41 5'13
2ハーバーランド   14.3km 1:15 5'15 3分 1:12 5'05 6.5km  32'08 4'57
3神戸税関      15.9km 1:26 5'27  - 1:20 5'05 1.6km  08'04 5'05
4ポートアイランド  18.7km 1:46 5'43 6分 1:41 5'25 2.8km  20'21 7'16
5HATゆめ公園   20.9km 2:06 6'04  - 1:54 5'30 2.2km  13'38 6'16
6灘温泉       25.4km 2:33 6'03  - 2:22 5'35 4.6km  27'18 5'59

大宝塚ゴルフクラブ2010年02月18日

PGGIHの株主優待券を使用して、息子と2人でゴルフに行った。
6:26に自宅を出発して、大宝塚ゴルフクラブへ向かった。阪神高速北神戸線の西宮山口東出口を出て176号線方面へ進む。名塩付近の気温は-1度、寒そうだ。7:20頃ゴルフ場へ到着した。クラブハウスは天井が高く、広々としている、豪華だが厭らしさはない。

コインを買い求め、練習場へ行く。非常に寒い。1球打つごとに、両方の手の小指と薬指が激しく痺れる。痛くて打てない。30球の練習球を打ち終えたときには、スタート時間になっていた。

クラブハウス前の池の表面が凍っている。寒い。西宮コースのスターとホールに到着。あまり風がなく、雲ひとつない空、日差しが暖かなのが救いだ。8:16にラウンドをスタートした。フェアウェイは広め、戦略的にバンカーが配置されている、プレイング3といった変なローカルルールもなく、気持ち良くラウンドできるコースだった。
10:32に9ホールを終了した。OBは2回、バンカーが7回、フェアウェイキープが4回と、最近になくショットが安定していたがパットが入らなかった。
昼食後は宝塚コース、11:12にラウンドをスタートした。6番ホールのグリーン手前には長さ70~80ヤードの巨大バンカーが配置されており、苦しめられた。13:32に9ホールを終了した。OBは5回、バンカーが4回、フェアウェイキープが1回と、ショットが乱れに乱れたがパットが良く入った。前半と正反対だった。なぜだろう。

 私 :西宮 63(24)、宝塚 62(15)、合計 125(39)
 息子:西宮 97(22)、宝塚 79(24)、合計 176(46)

スコアは余り良くなかったが、楽しめるコースだった。また、ラウンドしたいと思う。

ちートレ2月2010年02月13日

本日、加古川河川敷で開催された田中千洋さんの練習会に参加した。今回の練習メニューは25kmペース走。加古川河川敷2.5kmを5往復する。
キロ3'55のSグループ、4'10のAグループ、4'20のBグループ、2時間走に分かれての練習会だった。今回も25~6名と多くの人が参加しており、SとBは5~6名、Aは8名、残りは2時間走で、Sのペースランナーが田中千洋さん、Aが田中千洋さんのご主人、BがRWSのマリオさんと千洋さんのお姉さんだった。
私はAグループで参加した。先日の丸亀国際ハーフで3'50平均で走れたので、このメニューは楽にクリアできると思っていた。そして、5往復目のフリーも頑張ってペースランナーについて走ろうと考えていた。
10:xx、各グループ一斉にペース走はスタート。Sグループが徐々に前に離れていく。先々週の神戸シティの10km、丸亀国際ハーフと2週連続でレースに出たためか、スピードに慣れている。Aグループでもしんどくない。Sグループにも付いていけそうな感じがする。5往復目に溜めた力を爆発させるつもりで、ペースランナーについて走る。全然、しんどくない。のども渇かない。1往復終了。5往復目に備えて、ドリンクを補給する。いつもならここで引き離されるところだが、今日は大丈夫。みんなについて走ることができる。2往復目終了。のどは渇いていないが念のためにドリンクを補給する。呼吸も乱れない。そのまま、同じような感じで3往復目終了。念のためにドリンクを補給する。4往復目に入る。ところが、ドリンクを飲んでいるうちに一気に数十メートル、みんなに離されてしまう。いつもと同じパターンだ。それでも力が残っているので、少しづつペースアップして、4往復目の1kmほどの辺りでみんなに追い付いた。一気に心拍数が上がった。そこから少しずつ呼吸を整えて走った。最後の5往復目はフリーだ。みんなに遅れを取らないよう、4往復目を終えた後はドリンク補給なしで一気に前に出よう、そう考えていた。4往復目から5往復目にかけての折り返し、ドリンクを取らずにさっと折り返す。ところが、みんなドリンクを取らずにスピードアップしている。予想外だった。あっという間に、みんなと数十メートルの差が付く。どんどん差が開く、みんなすごいペースで走っているようだ。(後でラップタイムを見ると私が勝手に落ちていただけだった)。そのまま、後方に一人でずるずると落ちながら走り続けた。こうなると、残りの5kmが長い。5往復目の往路から復路に折り返し、後ろからBグループのランナーが迫ってくる。ここで抜かれまいと、慌てて、残り2kmをペースアップする。呼吸はぜぇぜぇ、心臓はバクバク、苦しい。それでも、最後の200mは無酸素運動に切り替えて短距離を走るようにゴールした。
結局、今回も練習メニューを最後まで消化することができなかった。今回は消化できるだろうと思っていただけに非常に残念だ。昨年からちートレに参加しているが、一度も練習メニューをクリアしたことがない。

  SPLIT       LAP
km time  pace  time  5km  10km
01 0:04:07 4'07  4'07  
02 0:08:20 4'10  4'12  
03 0:12:25 4'08  4'05  
04 0:16:33 4'08  4'08  
05 0:20:43 4'09  4'10 20'42 
06 0:24:49 4'08  4'07  
07 0:28:60 4'09  4'11  
08 0:33:07 4'08  4'07  
09 0:37:19 4'09  4'12  
10 0:41:28 4'09  4'09 20'45 41'27
11 0:45:34 4'09  4'06  
12 0:49:44 4'09  4'09  
13 0:53:48 4'08  4'05  
14 0:57:57 4'08  4'09  
15 1:02:08 4'09  4'11 20'39 
16 1:06:17 4'09  4'10  
17 1:10:22 4'08  4'05  
18 1:14:30 4'08  4'08  
19 1:18:36 4'08  4'06  
20 1:22:50 4'08  4'13 20'42 41'21
21 1:27:04 4'09  4'14  
22 1:31:20 4'09  4'16  
23 1:35:36 4'09  4'16  
24 1:39:46 4'09  4'10  
25 1:43:47 4'09  4'01 20'57 20'57

丸亀国際ハーフマラソン2010年02月07日

本日は丸亀国際ハーフマラソン。高速コースと招待選手が豪華なことで有名な大会だ。今年も、モグス、ダニエル、コスマス、清水智也、入船敏、マーラ・ヤマウチ、大南姉妹、宮内姉妹、樋口紀子、堀江美里、脇田茜と大学や実業団の大会で目にする選手が多数招待されていた。

4:10に起床して朝食と犬の散歩を済ませて、5:00に自宅を出発するつもりだったが、はっと目が覚めたのが4:33。大慌てで犬を散歩に連れて行った後、カステラ5切れ、バナナ1本、ゼリー飲料1個、黒糖棒1本、ポカリスウェット1Lを持って、5:38に車で自宅を出発した。20分後に明石海峡大橋を渡り、6時30分ごろに鳴門大橋を渡る、周囲は暗がりだが、薄っすらと渦巻いている海面が見える。渦潮だろうか。6:36、鳴門ICを通過、自宅から86km、7:10頃に日の出と共に高松市内を通過、7:46、ち2時間ほどで丸亀市の土岐川河川敷の駐車場に到着した。快晴。讃岐富士が美しい。土岐川からはシャトルバスに乗り、丸亀陸上競技場に向かう。あたり一面田んぼとうどんやだらけ。20分ほどで競技場に到着した。
受付と着替えを済ませて、競技場内でうどんを食べる。値段は300円だが、容器を返却すると100円が返金され、大会のプログラムに100円割引券が添付されていたので、実質100円でうどんを食べることができた。冷たい外気の中、身体の芯から温まる、おいしいうどんだった。
その後、サブトラックへ行きアップを開始した。ケニアからの招待選手、脇田茜選手や多くの実業団選手を目にした。一流選手と一般選手が同じ場で試合に臨むなんて、他の競技では考えられないことだ。
風はなく、雲ひとつない快晴、昨日までの寒波の余韻を引きずった冷たい空気に、暖かな日差し、昨日はあれほどひどかった神経痛が今日は出ない。2kmほどのジョグの後、100mを軽く2本走った。17'6- 17'5、いつもと次元が違うスピードが出ている。調子に乗ると故障をしそうだ。自重しようと、自分自身に言い聞かせる。
10:00前にレースの集合場所に移動した。スタート数分前に招待選手が整列、私は前から30列目くらいなので、背伸びをして招待選手を見ようとしたが、見ることは出来なかった。

10:35、スタートの号砲。絶好のコンディション。今回のレースの目標は、1年9ヶ月前の自己ベスト1:29'38の更新、キロ3'50のペースで粘って走ろうと考える。15秒後にスタート地点を通過。
あっという間に1km、3'53。良い感じのペース。身体の力を抜いて、流れに身を任せながら走る。知らず知らずのうちにスピードが上がっていく。2kmのラップは3'45、ちょっと上がり過ぎた。横でタイガーマスクが走っている。「頑張れ、タイガー!」の大声援が続く。ペースを落とそうにもタイガーに引きずられてしまう。3km、3'46、汗が出てくる。集団から真横に離れ、日陰を探して走る。4km、3'43、タイガーに引きずられている。しばらくして、ソバージュのロングヘアのカツラをかぶってウェディングドレスを着たランナーに抜かれる。5km、18'39、5000mの自己ベストに相当するタイム。給水を取る。タイガーの前に出る。
6km、3'50、少し疲れが出てくる。7km、3'50。ここから8km過ぎにかけて3つの坂が続く、他のランナーのペースが落ちて、スイスイ抜ける。知らず知らずのうちにペースが上がる。8km、3'45。8.7kmで給水。疲れが出始めた。少しペースが落ちて9km、3'50。そこへ折り返してきた先頭グループが前から迫ってくる。先頭はモグス選手とダニエル選手。TVカメラに振り返って大きく手を振りながら走る。そこから50mくらい離れて日本人トップ選手、外国人招待選手が続く。トップランナーの軽やかな走りに惚れ惚れする。知らず知らずのうちにペースが上がっていた。10km、3'43、37'51。先週の神戸シティマラソンの10kmを上回るタイムで10kmを通過した。
しばらくすると女子の先頭がやってきた。オーストラリアのニッキチャップル選手、豪快なフォームで通過。数十メートル遅れて、マーラ・ヤマウチ選手、大南選手、実業団の女子選手が続々と通過。知っている選手とすれ違うと振り返りながら走った。大南姉妹はそっくりだった。折り返しを過ぎるが、ペースは落ちない。この感じなら25kmくらいはこの調子で行けるかも、我ながらすごいと心の中で自画自賛する。
11km、3'47、落ちない。12km、3'51、給水。13km、3'51、少し落ちているが上り坂なので仕方ないかもと思う。ところが、14kmの手前で突然、脚が動かなくなった。3'56までペースが落ちる。平地なのにペースを落としたくない。15km、3'54。16km、3'53。ラスト5kmと思いながらペースアップを試みる。しかし、続かない。17km、3'56に戻る。せめて、キロ3分台で最後まで走りたい。そう思いながら走る。ラスト4km、3km、2km、なかなかゴールに着かない。後続のランナーにどんどん追い抜かれる。3'59まで落ちる。ラスト1km、陸上競技場に入る。トラック2周でゴールだ。そこへ突然、後ろから凄い勢いで女性ランナーが私を追いかけてきた。足音と息遣いが背中に迫る。なぜ、追いかけてくるのだろうと思いながら逃げる。残り400m。必死に走るが、差は開かない。何か恨みでもあるのだろうかと思うほどの殺気を背中に感じる。残り200m、最後の力を振り絞ってスピードを上げる。残り100m、殺気が遠のいた。見ず知らずの女性ランナーとは1秒差の1:21'26(ネット1:21'11)でゴールした。自己ベストを8分28秒更新。想像もしなかった好結果だった。
ゴール後、競技場から戻ろうとするとすぐ横にワコールの樋口紀子選手をいた。TVで見ると、どうどうとしているが実物は小柄で可愛らしい人だった。手元にカメラがないのが残念だった。
自己ベスト更新の達成感に包まれつつ、帰り支度をした。競技会場でうどんを食べ、豚マンと唐揚げを買ってシャトルバスに乗り、駐車場まで戻った。13:15、駐車場を出発、途中ガソリンスタンドで給油後、15:40帰宅した。走行距離、360km。


後で、ゴール手前で私を追い掛け回した女性ランナーを調べると、2009年の徳島マラソンの優勝ランナー(2:56'41)だとわかった。追い抜かれなくて良かった。

  SPLIT       LAP
km time  pace  time  5km  10km
00 0:00:15 --  0'15 00'15 00'15
01 0:04:08 3'53  3'53  
02 0:07:52 3'49  3'45  
03 0:11:38 3'48  3'46  
04 0:15:21 3'47  3'43  
05 0:19:09 3'47  3'48 18'39 
06 0:22:59 3'47  3'50  
07 0:26:49 3'48  3'50  
08 0:30:33 3'47  3'45  
09 0:34:23 3'48  3'50  
10 0:38:06 3'47  3'43 18'57 37'51
11 0:41:53 3'47  3'47  
12 0:45:44 3'47  3'51  
13 0:49:35 3'48  3'51  
14 0:53:31 3'48  3'56  
15 0:57:25 3'49  3'54 19'19 
16 1:01:18 3'49  3'53  
17 1:05:14 3'49  3'56  
18 1:09:12 3'50  3'58  
19 1:13:11 3'50  3'59  
20 1:17:10 3'51  3'59 19'45 39'04
21 1:21:08 3'51  3'58  
Go 1:21:26 3'51  0'18 04'16 04'16

加古川コース(リタイア)2010年02月06日

北須磨クラブの練習会、加古川コース。篠山マラソンの前に長距離を走りこんでおきたいところだが、明日の丸亀国際ハーフに備えて途中でリタイアすることにした。
朝8時に名谷を出発、みんなの写真を撮りながら福田川の川沿いをゆっくりと走る。あっという間に名谷あじさい公園に到着。ここでみんなと別れて、健康公園へ向かった。
健康公園では明日のレースペースを確認するため、9割位の力で1km×2本走ろうと考えていた。名谷あじさい公園から長い上り坂を上る、ここで左膝に痺れが発生。神経痛だ。普段はお尻の下の左太ももの裏から痺れ出すのに、今回は左膝から太ももの裏、腰にかけて痺れが広がっている。なぜ、毎回毎回、レースの度に痺れが出るのだろう。
急な坂道をペースを落として、トボトボと上り、健康公園に到着した。健康公園では周回コースを掘り返して工事中だった。走れないことはないが、何のために掘り返しているのか、よく分からない。
工事の邪魔にならないように避けつつ、1600m地点まで移動した。ここを起点に逆走して、600mまでの1kmを走る。脚の痺れが気色悪い。なぜか、今日は北西の風が強い。風の中、意を決してスタートした。最初の数百メートルは向かい風、その次の数百メートルは強烈な横風、そして最後が斜め後ろからの追い風となる。呼吸が乱れるか乱れないかのギリギリのペースで走って、1kmは3'47だった。想像よりも速くもなく遅くもなく、ちょうど良い感じ。痺れは気色悪いが、同じような感じでもう1周走った。次は3'45。必死にならなくても3分台で走れるようになった。明日のハーフマラソンは3'50を中心としたペースで走れそうな気がしてきた。
当日の体調との相談にはなるが、まずは3'50弱でスタートしてみようと思う。

第20回神戸シティマラソン2010年01月31日

本日、神戸シティマラソンに出場した。走り始める契機となった2008年、40分切りを果たした2009年の大会に引き続き、今回が3回目となる。今回の目標は、最低でも39'24の自己ベスト更新、次に38分台、その次に37分台と設定した。5000mのタイムが18'34なので、計算上は37分台半ばで走れてもおかしくはない。しかし、12月の西脇子午線マラソンの大誤算を思い起こすと、あまり強気な目標は口にしたくはなかった。1/24に健康公園でレースペースを意識して1km走ったときのタイムが、3'45- 3'44- 3'49- 3'44- 3'47だったので、キロ3'48を基準に3'46~49のレンジを目標に走ろうと考えていた。

10時20分頃、小雨が降る会場に到着、暑くもなく寒くもない、適度な湿り気で、風もなく、走りやすそうな天候だった。左脚の太ももの裏、お尻の付け根から腰、膝の外側、足先にかけて神経痛の気色悪い痺れがあるが、走れないほどではない。さらにコースはフラットでタイムも計算しやすい。この好条件のなかで記録を出せなければ、いつ記録を更新できるのだろうか、そんな思いがした。

着替え終えた後、静的なストレッチを行い、次に股関節と肩甲骨を柔軟にするアクティブなストレッチを行った。身体がほぐれた後、1km強をゆっくりとジョギング、その次に流しを100m×2本し、10km出場者の集合場所へ行った。集合時刻の11時までには10分強の時間があり、前から3列目くらいに並ぶことができた。今年は例年ほど寒くなく、待つのもさほど辛くはなかった。
11時15分にスタート地点へぞろぞろと移動を開始、今年は例年と違って、道路の右車線にスタート位置が変更になっていた。スタート地点へ移動中、後ろから横から、どんどんと割り込まれた。スタート地点に到着時には前から20列目くらいになっていた。順番も何もあったものではない。何のために並んで待っていたのか。先頭は全く見えない。もう二度と参加するものかと思う。

11時30分小雨の中をスタート。気温10.9度、湿度68%。集団がゾロゾロと前へ進む。スタートラインの通過は12秒後、徐々に集団はバラけて行くが、なかなか渋滞は解消されない。少しづつペースを上げる、Garminでリアルタイムのペースを見ると、キロ3'40に上がっていた。上がり過ぎないように気をつけつつ走る。1kmの通過は4'04、目標ペースよりも16秒のオーバー、いきなり借金が出来てしまった。取り戻せないのではないかと不安になる。
このコースは距離表示が無茶苦茶なので、Garminを頼りに走る。スタート時から追い風が続く、1.5km地点のペースは3'37に上がっていた。心持ちペースを緩める。2kmを通過、7'46(3'42)、良いペースになってきた。昨年も一昨年も3kmで力を使い果たしたので、ペースが上がり過ぎないように気をつける。3kmを通過、11'27(3'42)、37分台前半は行けるのではないかと思う。しかし、少し前から吹いている向かい風で徐々に脚が重くなってくる。4kmを通過、15'15(3'48)、ペースが落ちてきた。まだ、4kmという思いが頭をよぎる。5kmを通過、19'03(3'47)、19分を経過していることがわかり、衝撃を受ける。同じペースで残り半分を走ることは出来そうにない、気持ちが萎えかける。しばらくしてコーナーを曲がり、向かい風から追い風になる、少しペースが上がる。6kmを通過、22'47(3'44)、ペースが上がったので、気持ちが軽くなる。コーナーを曲がり、追い風から向かい風、またコーナーを曲がり、追い風、さらにコーナーを曲がり向かい風と次々と風向きが変わり、脚が動かなくなる。7kmを通過、26'34(3'47)。さらに向かい風が強くなる。脚が動かない。スピードを落とせば楽になれるという考えが湧いてくる。8kmを通過、30'25(3'51)。残り2km、いつもの犬の散歩の距離より短い。あと少し、と気持ちを奮い立たせる。途中から追い風になる、前を走っている選手がどんどんペースダウンして落ちてくる。落ちてくる選手を拾いながらペースアップを試みる。9kmを通過、34'11(3'46)。38分台は確実だ。ゴールまで1km、必死に走る。最後のコーナーを曲がる。かすかにゴールのタイム表示が見える。「37」で始まっている。37分台、行けるかも、全力でゴールを駆け抜けた。10kmのゴール、37'54(3'42)。終わった~。

この大会は、平坦なコースで、風の計算もできて、殺風景な景色は難点だが走りやすい。スタート時の思いとは違って、来年も出場しようかという気になった。今回のスタートロスを考えるとまだ20秒くらいはタイムを縮めることができそうだ。

  SPLIT     LAP
km time pace  pace  5km
01 04'04 4'04  4'04  
02 07'46 3'53  3'42  
03 11'27 3'49  3'42  
04 15'15 3'49  3'48  
05 19'03 3'49  3'47 19'03
06 22'47 3'48  3'44  
07 26'34 3'48  3'47  
08 30'25 3'48  3'51  
09 34'11 3'48  3'46  
10 37'54 3'47  3'42 18'50

学園都市-伊川谷-長坂-健康公園2010年01月30日

本日の練習会のコースは、学園都市-西神南-櫨谷川-明石公園-大蔵海岸-龍の湯コース。
私は午後から所用があったので、伊川谷駅の手前でみんなと分かれ、長坂へ南下。長坂からは小束山経由で健康公園へと走った。
長坂から小束山へ向けての上り坂の途中で、左脚の太ももの裏、お尻の付け根に痛みが出だした。腰から左膝の外側、左の足先に向けての痺れを伴っている。またしても神経痛だ。我慢して走り続け、コーナン、スポーツデポ、ニトリ、オートバックスの前を通過したが、その先で、走るのもままならなくなり、立ち止まってしまった。
明日は神戸シティマラソンなので、健康公園で最終調整をしようと思っていた。レースペースを想定して、1000mをキロ3'45前後で1本、3'30前後で1本、とメニューを考えていた。
気色悪い痺れが続く。このまま帰宅しようかどうか、しばらく考えた末、取りあえず健康公園経由で帰宅することにした。重い脚を引きずりつつ、健康公園に向かう、痺れのせいかペースを上げなくても、心拍数がどんどん上がる。額に変な汗をかきつつ、健康公園に到着。朝の日差しが気持ちいい。「何で、レースやちートレに限って、神経痛が出るのだろう。ひょっとして、神経痛ではなくて、精神的なもの、精神痛!?、いやそうであってほしい」、などと考えながら、しばらくたたずんでいた。
そして、どうせなら、1000mを1本だけ走ってみようと決断し、半ばなげやりな気持ちで1600m地点から時計回りにスタートした。脚に負荷をかけないように心がけつつ、緩やかな下りを走る。300mを通過、GPSを見ると、キロ3'27のペースだった。意外にも速い、このペースで流して走るのはもったいないという思いが湧く、そこからは神経痛も放ったらかして、全力で走った。上りに入っても短距離を走るようにももを上げて、息を切らしながら走った。最後の100mの坂も必死になって上りきった。結果、3'24でゴール。1000mの自己ベストだ。左脚は気色悪く痺れているが、自己ベストの嬉しさが上回った。
健康公園から自宅までの約5km、神経痛の左脚を引きずりながら、しかし気持ちは弾みつつ、帰宅した。
明日の神戸シティマラソンは、キロ3'46~49のペースで走れそうだ。神経痛が悪化せず、そして、風が強くなければ、37分台も達成できるかもしれない。