ちートレ3月2010年03月13日

本日、ちートレに参加した。昨年の7月以来となる明石公園周回コースだ。前回は最初の3周はキロ5'00、以降2周毎に4'30、4'15、4'00とペースアップし、ラストがフリーというメニューだった。私は最初の5周で脱落してしまい、情けない思いでみんなが走るのを眺めていた。あまりにも初期の段階で落ちこぼれてしまったため、翌月以降のちートレからグループ分けが始まった経緯がある。
今回は、Sグループはキロ4'05前後、Aグループは4'20、Bグループは4'30で1周2km弱を8周(ラスト1周はフリー)というメニューだった。
ちートレもどんどん参加者が増え、今回は総勢23名、篠山マラソンの直後のためかSグループの参加者はなく、Aグループはペースランナーの田中千洋さん、たっちゃん、大学時代に3000SCで活躍されていたSさんと私の4名、それ以外がBグループとジョグに分かれた。Bグループは千洋さんのご主人が、ジョグはRWSのマリオさんがペースランナーを務めてくださった。
いつものようにRWSマリオさん主導のアップの後、全員いっせいに喫茶パルコ前をスタート。図書館前の急な坂をゆっくりと上り、1km通過。背後のBグループからキロ4'32という声が聞こえる。それをきっかけとして、Aグループのペースが急に上がる、1周目をキロ4'17ペースまで一気に取り戻し、そのままの勢いで一気に図書館前の坂を駆け上がる。着いていけない...
千洋さん、たっちゃん、Sさんに50mほど遅れを取る。「後7周、どうしようか...」途方にくれそうになる。と、その時、Sさんが千洋さんにペースが速すぎると囁いてくださり、3人がペースダウン、テニスコート前の下りを利用して追い着いた。
3人は会話しながら走っているが、私は息絶え絶えで話しどころではない。上り坂で引き離され、下りで追い着き、これを繰り返しながら、何とか7周を走り終えた。
そして8周目はフリー、3人はすごい勢いで図書館前の坂を駆け上がる、一気にペースアップ、逆に私はフリーで4'20の呪縛から解き放たれ、一気にペースダウンした。図書館前の坂はキロ4'58まで落ちた。8周目はみんなから2分弱遅れてのゴールとなった。あまりにも大きすぎる力の差、悔しくてたまらなかった。

  SPLIT       LAP
周 time  pace  time  pace
1 0:08:26 4'17  8'26  4'17
2 0:16:49 4'15  8'23  4'13
3 0:25:30 4'17  8'41  4'20
4 0:33:58 4'17  8'28  4'17
5 0:42:23 4'17  8'25  4'19
6 0:50:45 4'17  8'22  4'16
7 0:59:04 4'16  8'19  4'10
8 1:07:49 4'17  8'45  4'23

ちートレ2月2010年02月13日

本日、加古川河川敷で開催された田中千洋さんの練習会に参加した。今回の練習メニューは25kmペース走。加古川河川敷2.5kmを5往復する。
キロ3'55のSグループ、4'10のAグループ、4'20のBグループ、2時間走に分かれての練習会だった。今回も25~6名と多くの人が参加しており、SとBは5~6名、Aは8名、残りは2時間走で、Sのペースランナーが田中千洋さん、Aが田中千洋さんのご主人、BがRWSのマリオさんと千洋さんのお姉さんだった。
私はAグループで参加した。先日の丸亀国際ハーフで3'50平均で走れたので、このメニューは楽にクリアできると思っていた。そして、5往復目のフリーも頑張ってペースランナーについて走ろうと考えていた。
10:xx、各グループ一斉にペース走はスタート。Sグループが徐々に前に離れていく。先々週の神戸シティの10km、丸亀国際ハーフと2週連続でレースに出たためか、スピードに慣れている。Aグループでもしんどくない。Sグループにも付いていけそうな感じがする。5往復目に溜めた力を爆発させるつもりで、ペースランナーについて走る。全然、しんどくない。のども渇かない。1往復終了。5往復目に備えて、ドリンクを補給する。いつもならここで引き離されるところだが、今日は大丈夫。みんなについて走ることができる。2往復目終了。のどは渇いていないが念のためにドリンクを補給する。呼吸も乱れない。そのまま、同じような感じで3往復目終了。念のためにドリンクを補給する。4往復目に入る。ところが、ドリンクを飲んでいるうちに一気に数十メートル、みんなに離されてしまう。いつもと同じパターンだ。それでも力が残っているので、少しづつペースアップして、4往復目の1kmほどの辺りでみんなに追い付いた。一気に心拍数が上がった。そこから少しずつ呼吸を整えて走った。最後の5往復目はフリーだ。みんなに遅れを取らないよう、4往復目を終えた後はドリンク補給なしで一気に前に出よう、そう考えていた。4往復目から5往復目にかけての折り返し、ドリンクを取らずにさっと折り返す。ところが、みんなドリンクを取らずにスピードアップしている。予想外だった。あっという間に、みんなと数十メートルの差が付く。どんどん差が開く、みんなすごいペースで走っているようだ。(後でラップタイムを見ると私が勝手に落ちていただけだった)。そのまま、後方に一人でずるずると落ちながら走り続けた。こうなると、残りの5kmが長い。5往復目の往路から復路に折り返し、後ろからBグループのランナーが迫ってくる。ここで抜かれまいと、慌てて、残り2kmをペースアップする。呼吸はぜぇぜぇ、心臓はバクバク、苦しい。それでも、最後の200mは無酸素運動に切り替えて短距離を走るようにゴールした。
結局、今回も練習メニューを最後まで消化することができなかった。今回は消化できるだろうと思っていただけに非常に残念だ。昨年からちートレに参加しているが、一度も練習メニューをクリアしたことがない。

  SPLIT       LAP
km time  pace  time  5km  10km
01 0:04:07 4'07  4'07  
02 0:08:20 4'10  4'12  
03 0:12:25 4'08  4'05  
04 0:16:33 4'08  4'08  
05 0:20:43 4'09  4'10 20'42 
06 0:24:49 4'08  4'07  
07 0:28:60 4'09  4'11  
08 0:33:07 4'08  4'07  
09 0:37:19 4'09  4'12  
10 0:41:28 4'09  4'09 20'45 41'27
11 0:45:34 4'09  4'06  
12 0:49:44 4'09  4'09  
13 0:53:48 4'08  4'05  
14 0:57:57 4'08  4'09  
15 1:02:08 4'09  4'11 20'39 
16 1:06:17 4'09  4'10  
17 1:10:22 4'08  4'05  
18 1:14:30 4'08  4'08  
19 1:18:36 4'08  4'06  
20 1:22:50 4'08  4'13 20'42 41'21
21 1:27:04 4'09  4'14  
22 1:31:20 4'09  4'16  
23 1:35:36 4'09  4'16  
24 1:39:46 4'09  4'10  
25 1:43:47 4'09  4'01 20'57 20'57

ちートレ1月2010年01月11日

本日、加古川河川敷で開催された田中千洋さんの練習会に参加した。今回の練習メニューは35kmペース走。加古川河川敷2.5kmを7往復する。
今回の練習会はいつもの倍以上の人数が集まっていた。30名弱はいただろうか。キロ4分で走るSグループ、4分15秒のAグループ、4分30秒のBグループに分かれた。Sグループは田中千洋さん、Aグループは市民ランナーの第一人者であるOさんとSさん、Bグループは田中千洋さんのご主人がペースランナーになってくださった。

Sグループはペースランナーを含めて5名、Aグループは9名、残りがBグループで一斉にスタートした。
今までのちートレでの経験から、キロ4分15秒のペースといっても、4分10秒前後のペースになることは十分に予想できたので、GPS時計のペースに囚われず、ペースランナーについていくことだけを集中して走ろうと思った。
スタート直後からOさんとSさんの背中だけ見て走り出す。2人は会話しながら走っている。寒そうだ。一方の私は3kmくらいで心拍数が上がり、呼吸が苦しくなる、身体も熱くなってくる。付いていけるのだろうかと不安がよぎるが、とにかく背中だけを見続けて走る。1往復すると苦しさもなくなってきた、5kmを過ぎて、走り出して30分弱だろうか、良い感じになってきた。呼吸も心拍数も安定している。レースでも、この時間まではペースを上げない方が良いかもしれない。相変わらずペースペーカーの2人は寒そうだ。同じように走っていても、身体が温まり切っている私と何が違うのだろうか。疑問に思いつつ走り続ける。2往復目終了、さらに調子が良くなってくる。あっという間に3往復目が終了、3回目の給水を取る。このまま一気に7往復走れそうな気持ちになる。4往復目に入る、心拍数はさらに下がってくる、呼吸も普通になる。この状態でなぜ走れているのかわからない、「4往復を終えると20km、4/7の消化で半分か」と考えた瞬間に急に気持ちがしんどくなってくる。4往復目の復路、18kmの辺り。気持ちはしんどいのに、なぜかペースは維持できている。しかし、ずっとペースランナーの背中を見つめていたが、背中の一点しか焦点が合わなくなり、周りの景色が霞むような感じになってくる。手足が痺れてくる。右足のふくらはぎが攣りそうな感覚、今まで、睡眠中にしか足は攣ったことがないのに、気色悪い。それでも走れている。
4往復目を終えて給水、5往復目に入る。給水で数十メートルの差が開く、すぐに追い付くだろうと思い、ペースアップを試みるが脚が動かない。呼吸も心拍数も大丈夫なのに、脚が動かない。21kmで4分22秒に落ちた。さらに5往復目の復路で激しい空腹感に襲われた。身体の力が入らなくなり、走れなくなってしまった。23kmを過ぎて歩く、走れなくなっても歩くことはできる。不思議だ。歩けるなら走れるだろうと思い、走り出して、やっぱりダメで歩く、Aグループの集団は全く見えなくなってしまった。Sグループ、Bグループとすれ違う、落ちこぼれている姿を見られるのは恥ずかしい。でも、走れない。何とか5往復目を終了、7往復中2往復を残してリタイアした。ちートレ7月、明石公園での練習会を思い出す。惨めな気持ちになり、人目につかない場所でウィンドブレーカーを着て待機する。
あまりにもお腹が空くので、給水地点でスポーツドリンク、ココア、チョコレート、黒糖、クッキーを摂取した。少し元気を取り戻したが、悔しさが増してくる。
「もう一度、走ってみよう」という気持ちになり、ランを再開。しかし、200mほどで脚が動かなくなる。戻ってきて、チョコレートと黒糖を大量に摂取。しばらくして、Bグループが5往復目を終えて戻ってきた。「行けるところまで付いていこう」と、ランを再開。最初の1kmは良い感じで走れたが、やはりダメだった激しくペースダウン、それでも歩かずに這うように走って、何とか1往復を走り終えた。
練習会の後、ダウンをかねて千代の湯まで走ろうと加古川河川敷を出発、ところが、1kmほど走ると、脚が重くなってきた。呼吸も心拍数も大丈夫なのに脚が動かない。額から変な汗が大量に出る。何とか加古川駅まで到着、千代の湯まで走る気力はなく、そのまま加古川駅から新快速に乗って帰宅した。

ちートレ10月では同じ加古川河川敷の25kmを4分15秒で走ったため、今回の練習メニューは楽にクリアできると思っていた。篠山マラソンに向けて自信をつけるための練習会だった。しかし、逆に自信を喪失する残念な結果となってしまった。

なぜ、こんなことになったのか、今となってはいくらでも言い訳ができる。

・前夜は新年会で大量にアルコールを摂取していた。
・新年会の料理は会席料理で、炭水化物をほとんど取っていなかった。
・新年会からの帰宅後、ごたつの中で眠ってしまい、夜中に目が覚めた。その後、足先が冷えて眠れなかった。
・寝過ごして、朝、起きられず、朝食はバナナとみかんとプロティンだけで、炭水化物を取れなかった。
・前夜の飲みすぎのせいで、起きてすぐに下痢をした。
・さらにプロティンを牛乳で溶かして飲んだため、下痢が激しくなった。
・前夜の飲みすぎのせいで、朝から脱水症状になっていた。さらに下痢で脱水症状が激しくなった。
・スタートするまでに朝の犬の散歩、自宅からJR須磨駅、JR加古川駅から加古川河川敷と、アップを合わせて9km走っていて体力を消耗していた。

どんなに言い訳をしても走りきれなかったのは事実、次回は体調を整えて頑張ろうと思う。

   SPLIT     LAP
距離 タイム キロ タイム  5km
01 0:04'26 4'26  4'26  
02 0:08'39 4'20  4'13  
03 0:12'49 4'16  4'10  
04 0:16'56 4'14  4'07  
05 0:21'07 4'13  4'11  21'07
06 0:25'18 4'13  4'11  
07 0:29'29 4'13  4'11  
08 0:33'42 4'13  4'12  
09 0:37'50 4'12  4'08  
10 0:42'03 4'12  4'13  20'55
11 0:46'16 4'12  4'13  
12 0:50'26 4'12  4'10  
13 0:54'35 4'12  4'09  
14 0:58'48 4'12  4'13  
15 1:03'04 4'12  4'16  21'01
16 1:07'13 4'12  4'09  
17 1:11'27 4'12  4'14  
18 1:15'33 4'12  4'07  
19 1:19'44 4'12  4'10  
20 1:23'57 4'12  4'13  20'53
21 1:28'19 4'12  4'22  
22 1:32'38 4'13  4'19  
23 1:37'14 4'14  4'37  
24 1:42'52 4'17  5'38  
25 1:48'23 4'20  5'31  24'26

ちートレ12月2009年12月19日


ちートレ12月

本日、田中千洋さんの練習会、ちートレ12月に参加した。
今回の練習メニューは加古川マラソンの直前調整で加古川河川敷10kmもしくは5kmをレースペースで走るというもの。
私は加古川マラソンにエントリーしていないので、西脇子午線マラソンで果たせなかった10kmの自己ベストを更新するつもりで参加した。
今回はバイクは寒いので電車で加古川まで行き、加古川駅から河川敷までを走った。2.65km、13'58。
9:20に集合した時点では走って行ったため身体が熱く、上半身は半袖になっていた。9:30からアップが始まったが、あまりの寒さと強風でアップの最中にどんどん身体が冷え、腕はサブイボだらけになった。
追い風だと普通に走れるが向かい風だと前に進まない。これだと5kmで往復して10kmを走っても自己ベストの更新は難しそうだ。こうなれば、追い風に乗って往路の5kmの自己ベスト大幅更新を目指して徹底的に飛ばそうと思った。
10km走がスタート、GarminのAutoLapをセットし忘れて時計をさわっていたら出遅れてしまった。それでもレースペースを意識して一定のペースで走っているみんなを抜き、田中千洋さんの数十メートル後ろの3番目で走る。1kは3'25、風に乗って、自己ベストを10秒更新。しかし、いくら追い風でもそのペースでは1kmしかもたなかった。2kmまでの1kmが3'44、風がない方が早い。前から4番目に落ちる。しばらくして田中千洋さんのご主人に抜かれ5番目に落ちる。2.5kmで前の3人は折り返し、田中千洋さんのご主人はそのまま真っ直ぐに5kmの折り返し地点を目指して走られる。38分を目標にとおっしゃっていたので、私も後ろについて走る。3km、4km、追い風なのに全然前に進まない。田中千洋さんのご主人からは数十メートルの遅れ、やっと折り返し地点の5km、18'31。トラックで走ったときより3秒速いだけ。
シューズのひもがほどけているのに気づき、結び直す。
その間にたっちゃんに「大丈夫ですか?」と声をかけられ、追い抜かれる。しばらくして、後続の2人にも追い抜かれ、強風で前に進まず、さらに7kmで神経痛が出て、復路はぐだぐだのタイムになってしまった。レースでこんな状態になったらどれだけ辛いだろう。
なんとか10km走り終えたが、復路は強風に心が負けてしまったので、余力を残してのゴールとなり、ちょっとむなしかった。しかし、11月からのちートレや神戸市長距離記録会での5000m、西脇子午線マラソンの10kmの練習を続けていて、キロ3分台に対する心の壁がなくなりつつあるのは嬉しい。

往路:18'31、復路:24'00、計:42'31。

   SPLIT     LAP
距離 タイム キロ タイム
1km 03'25 3'25  3'25
2km 07'09 3'35  3'44
3km 10'51 3'37  3'42
4km 14'39 3'40  3'48
5km 18'31 3'42  3'52
6km 23'30 3'55  4'59
7km 28'13 4'02  4'43
8km 33'12 4'09  4'59
9km 37'54 4'13  4'42
10km 42'31 4'15  4'37


ちートレ11月2009年11月28日


ちートレ11月

本日、田中千洋さんの練習会に参加した。

朝、8時前にバイクで自宅を出発、大蔵谷から第二神明に入り、9時前に平荘湖に到着した。
さすがにこの時期にバイクで高速を走るのは寒く、平荘湖に到着しても30分ほど、震えが止まらなかった。

本日の練習会の参加者は、福岡A標準を突破されている方2名を含む14名。5km×3本、最初の2本は20分以内、3本目はフリーという練習メニューだった。
平荘湖で走るのは、6月、9月に続いて3回目となる。6月は5km20分以内というペースに付いていけず、9月はキロ4'10のペースに付いていけなかった。今回、最初の2本についてはペースを気にせずに前の人の背中だけを見てついて走ろうと思っていた。

1本目スタート、みんな身体が冷えているのか、最初の1kmを4'08と遅めで入る、このままでは突然ペースが上がるのではないかと不安になる、案の定、2kmにかけて3'53まで上がり、一気に遅れを取り戻した。ここで、私はすでに息が切れてしまった。ほとんで全力に近いペースで走っている。
他の人たちは涼しい顔で走り続けている。私だけ荒い息づかいで恥ずかしい。この人たちは7~8割の力で走っているのだろうなと思う。それでも前の人の背中に付いていくことだけに集中して何とか1本目を走り終えた。19'55。
5分間の休憩後、2本目スタート。1本目よりペースが速い。息づかいは益々激しくなる。他の人たちは寒そうな様子で走っている。「もう嫌だ、もう無理」と思いながら、取り残されないように先頭の田中千洋さんの背後に位置取りし、田中千洋さんの背中だけを見て走る。頭の中は空っぽ、背中だけ見つめて走る。ラスト1kmでペースが上がるも、何とか付いて走ることができた。19'27。6月に必死になって走ったタイムよりも速い。
5分間の休憩、他の人たちは、ランシャツ、ランパンに着替えて本気モード。私は息絶え絶え。緊張感につつまれて、3本目がスタート。みんな凄いスピードで飛び出していく。付いていけずに気持ちで負けてしまう。それでもキロ3'50、少し抑え目に走る。あっという間に100mくらいの差が開いた。2km通過で170mの差、2km~3.3kmにかけては強烈な向かい風、集団から取り残されて一人で走っていると、ガクンとペースが落ちる。1、2本目には涼しくて心地よいと感じた風が行く手をさえぎる。風にパワーを吸い取られ、3km地点では前の集団との差が300m弱に開く。辛うじて個々人の判別ができるレベル。4km地点、道がくねっていて前の集団が見えなくなる。どんどん弱気になる。さらにペースが落ちそうになるのをこらえて、何とかゴール。19'46。
私以外のほとんどの人は17分台でゴールしていた。さらにトイレへ行っていたため、私の4分後から出発した方が、いつの間にか私の背後に迫っていた。
自分の実力のなさを痛感させられる結果となったが、3本とも20分以内で走りきれ、6月からの成長も実感でき、達成感を味合うことができた。いつかは、前を走っていたみんなと並んで走れるようになりたい。

1本目:4'08- 3'53- 4'01- 3'57- 3'48 → 19'55
2本目:3'52- 3'46- 3'59- 3'58- 3'50 → 19'27
3本目:3'54- 4'00- 4'09- 3'59- 3'50 → 19'46

ちートレ10月2009年10月31日

ちートレ10月
本日、ちートレ10月に参加した。
朝、7時30分過ぎにバイクに乗って家を出発、ガス欠にならないように給油し、大蔵谷から第二神明へ乗り、8時30分過ぎに加古川に到着。
集合場所は加古川マラソンのSTART地点、ところが初めてでSTART地点がわからない、加古川バイパスから河川敷を南に下り、駐車場があったので、そこへ行ってみる。するとランナーらしき女性が2人ストレッチをしていた。近くへ行ってバイクを止めると会釈をされたので、ちートレの参加者だと思いバイクを下りようとした。目の前に加古川マラソンのコース図があったので、念のために現在地を確認すると、全く違う場所、START地点よりも数キロ北にいることがわかった。慌ててバイクに乗って南に下る。
一方通行に遮られながらも、地図を脳裏に浮かべて川沿いの住宅地を南に走る、加古川南高校が見えたので、河川敷に降り、見覚えのあるちートレのメンバと合流した。
本日の練習メニューは30kmのペース走、河川敷の片道2.5kmを6往復する。Sグループ3'50/km、Aグループ4'15、Bグループ4'30と参加者15-6名が3つのグループに分かれた。
8:50から練習会開始、まずは1kmをゆっくりとアップ。気温が高くて暑い。
日陰がない、不安がよぎる。アップの後は、RWSのマリオさんの指導の元でストレッチ、まずは静的なストレッチ、股関節が伸びて気持ちが良い。次にみんなが縦3列に並んで動的なストレッチ、ランニングの本で目にするがやり方が分からなかった動き、楽しみながらも汗ばむほどの運動量、数日前からの左太ももの張りが和らぐようなストレッチだった。
ストレッチの後、30km走スタート、まずはBグループ、次にAグループ、その次にSグループと順次スタートした。BグループのペースメーカーはRWSのマリオさんと田中千洋さんのお姉さん、Aグループは田中千洋さんのコーチであるご主人、Sグループは田中千洋さん。私はAグループの全6名で9:37にスタートした。
初めて走る加古川河川敷、平坦だと思っていたのに、スタート直後に緩やかな上り、いきなり、みんなから数メートルの差がつく、最初の1kmは4'17、次は4'16、少しゆっくりと入ったため、グループのペースが上がり、差が開く。ペースを上げて差を詰めるが、平然と走っているみんなの中で、一人息を切らしてしまっているのが恥ずかしくて少し距離を置く。するとすぐに差が開いてしまう。折り返し時点では10mほどの差がついてしまった。折り返し地点を過ぎるとみんなのペースが上がり、差が数十メートルに開く。そのまま1往復終了。2往復目、このままではまずいと4'10弱にペースを上げて、10km手前でみんなに追い着く。3往復目、1kmほど、みんなに付いて走るが差が開く、折り返し地点を過ぎて0.5kmほどで距離を測ると60mの差、ここで落ちこぼれるのはいくらなんでも恥ずかし過ぎると、必死で追いかける。3往復目の2kmをキロ4'08、3'58で追いかけて、4往復目への折り返しで追い着くが、みんなのペースがさらに上がる、キロ4'12で走っているのに差が開く、あっと言う間に数十メートルの差がついてしまった。せめて20kmまでは付いて行きたいと思い、折り返し地点の手前からに、ペースを上げる。4'10、4'07、4'00、何とか追い着いた。あまりにも苦しくて給水を2杯、それでもみんなから遅れずに5往復目の21kmまで付いていった。21.2km地点、1:28強、あぁこれでハーフを乗り切った、ハーフの自己ベストよりも1分速いタイム、2月に健康公園で4'15を20km走った時を上回った、もう十分、と思った瞬間、プチッと集中力が切れた。
そこからはキロ4'30に急激にペースダウン、それ以下にペースが落ちないように5往復目を走り、ドリンクを3杯補給し、6往復目に入る。暑くて脚が前に出ない。4'30前後を行ったり来たり、止めたくてたまらなかった。それでもリタイアせずにラスト2kmはペースを上げて走った。残り2km辺りから100mずつカウントだうんしながら何とかゴール。
Garminでは30.29km、2:09'47。この暑さと折り返し地点でのUターンのロスを考えると、福知山では30kmまでは4'15でカバーできる自信がついた。今の体調だと、福知山ではコースの特性から40kmまでが4'17平均、残りが悪くても5'00というタイムになるのではないかと思う。
今回の練習メニューには付いていけなかったが、先月の加古川3時間走でリタイア、大阪城公園3時間走での失速など、今夏の数々のトラウマが少し解消された。

   SPLIT       LAP        篠山LAP(2009/3 自己ベスト)
距離 タイム キロ  タイム 5キロ  5キロ
1km   4'16 4'16  4'16 
2km   8'32 4'16  4'15 
3km  12'43 4'14  4'10 
4km  16'57 4'14  4'14 
5km  21'11 4'14  4'14 21'11   23'32
6km  25'20 4'13  4'08 <--- 給水1杯 
7km  29'30 4'13  4'10 
8km  33'41 4'13  4'10 
9km  37:55 4'13  4'14 
10km  42:07 4'13  4'12 20'56  21'54
11km  46:17 4'12  4'09 <--- 給水2杯 
12km  50:30 4'13  4'12 
13km  54:44 4'13  4'14 
14km  58:52 4'12  4'08 
15km 1:02:50 4'11  3'57 20'42  21'37
16km 1:07:02 4'11  4'12 <--- 給水1杯 
17km 1:11:12 4'11  4'09 
18km 1:15:22 4'11  4'10 
19km 1:19:29 4'11  4'06 
20km 1:23:28 4'10  3'59 20'38  21'43
21km 1:27:46 4'11  4'17 <--- 給水2杯 
22km 1:32:18 4'12  4'31 
23km 1:36:46 4'12  4'27 
24km 1:41:16 4'13  4'29 
25km 1:45:47 4'14  4'30 22'18  21'59
26km 1:51:12 4'17  5'25 <--- 給水3杯
27km 1:55:49 4'17  4'36 
28km 2:00:12 4'18  4'23 
29km 2:04:28 4'18  4'16 
30km 2:08:39 4'17  4'11 22'52  22'28
Goal 2:09:47 4'17  1'08 1'08

ちートレ9月2009年09月19日

ちートレ9月
平荘湖で開催された田中千洋さんの練習会、ちートレ9月に参加した。今回のメニューは平荘湖(1周5km弱)をキロ4'15のペースで4周。
8月のようにバイクがガス欠にならないように、ガソリンをチェックして、朝7:45に自宅を出発、西明石から県道250号線を走り、加古川へ向かった。8:50にウェルネス加古川に到着、集合時刻よりも30分早い。9:20には参加者が集まり、各々でアップを開始、9:45頃に平荘湖の周回スタート。
今回の練習会の参加者は田中千洋さんを含めて14名。ひとかたまりになって走る、しんどさは感じない。Garminを見ると一気にペースがキロ4分台前半に上がっていることに気付く、これは最後まで持たないと思い、意識的に4'15にペースを落とす。集団と50mくらいの差が付くが、そのままのペースで走る。平荘湖の南の湖岸から風が強くなり集団のペースが落ちてきて、東の湖岸を走る途中で集団に追い着く、1周目を終えて給水、立ち止まってドリンクを飲んだため、2周目開始早々でまた50mくらい集団から遅れを取る、そして1周目と同様に南の湖岸で集団に追い着く。2周目の給水ポイントでは立ち止まらずにドリンクを補給、3周目に入る。ところが3周目でさらに集団のスピードが上がり、南の湖岸に入るところで100m近く差が開く、ここで必死にペースを上げ、東の湖岸で集団に追い着いた。後でペースを見るとキロ4'02で走っていた。その後、集団について走るがキロ4'10ペースが続き、なんとか3周目の給水ポイントに到着。4周目はフリー走行、ここで気持ちが切れて脱落した。
みんなはフリーでさらにスピードが上がったが、私はキロ4'30弱にまで落ちた。南の湖岸に入ったとき、先頭は東の湖岸に入ったところで2分の差、4'15ペースで走られている田中千洋さんは280m先、そして、私の目の前のランナーは170m先だった。何とか、目の前の人には追い着こうと東の湖岸に入ったところでペースを上げた。木やカーブなどの目印を見る度にGarminで前の人との距離をチェックした。数十秒毎に170mの差が140m、110mと縮まっていく、どんどん、背中が大きくなってくる、さらにペースが上がる70m、40m、ここから後は一瞬だった。一気に追い抜いた。後からペースを見ると最後の周回の18kmからの1kmがキロ4'05、ラスト440mがキロ3'55だった。意外にも力が残っていたようだった。一人ではここまで走れない。
しかし、今回も給水の度に差が開き、心が折れてしまうという、7月のちートレと同じパターンでの脱落だった。暑さ対策、依然として課題。しかしながら、暑くなくなれば、もっと付いていけると思う。今回の練習会で、今シーズンの10kmとハーフの自己ベスト更新を確信した。
次回のちートレは10月31日、加古川で30km走、キロ4'10のAコースと4'25のBコースがあるが、Aコースで行けるところまで行ってみようかと思う。この練習会で、福知山で2時間50分台、3時間台前半のどちらを目指せるのか、感触がつかめると思う。

4'12- 4'09- 4'14- 4'16- 4'23- 4'10- 4'13- 4'12- 4'15- 4'14- 4'14- 4'11- 4'02- 4'10- 4'34- 4'29- 4'27- 4'28- 4'05- 1'44(3'55/km)

ちートレ8月2009年08月15日

ちートレ8月
本日、加古川総合運動公園陸上競技場で開催された田中千洋さんの練習会に参加した。6月、7月に続き3回目の練習会となる。
今回の練習会のメニューは、3000m、2000m、1000m。陸上競技場に向かう途中、加古川バイパスでバイクがガス欠となったため、練習会には35分の遅刻、17:15に到着。練習メニューは、すでにアップを終えた後だった。私はガス欠となったバイクを延々と50分間押し続けていたため、身体は十二分に温もっていたので、アップなしで、17:30スタートの3000mのタイム計測に参加した。
3000mは初めて走る。最近はキロ4分を切ることがないので、11分台で走れれば良いだろうと思いながらスタート。そんなに飛ばしているつもりはないのに、最初の200mを40秒で通過、キロ3'20ペース。次の400mは1'25、その次の400mも1'25、1000mは3'32で通過。思いがけないスピード、呼吸も苦しくなる。その次の400mも1'26、このままでは持たないと思い、意識的にスピードを落とす、以降の3周を1'31-33で周回し、ラスト1周は最後の100mを全力で走り、1'20。結果3000mのタイムは10'55だった。信じられなかった。やっと中学1年生の頃の自分自身を上回るスピードで走れるようになった。嬉しさと今日はもうお腹いっぱいという気持ちが同居した。
次の2000mは17:55スタート。目標タイムは7分台。最初は少し抑えめに走った。2周を終えた時点で、このペースを維持すれば6分台も行けるかもと思ったが、しんどくなってペースダウン。結局7'21でゴール。
最後の1000mは18:15スタート。目標タイムは3'30台。身体が重くて、最初からみんなに遅れを取る、2周目になってもペースは上がらず。キロ4分ペース。これではまずいと、ラスト1周を全力で走って、3'35。3000mの通過タイムよりも遅い。う~ん。
それでも、参加前の想定よりもかなり良いタイムで走れた。やはり力は付いてきている。暑ささえなければ速くなっている。1000mのタイムは後20秒弱は伸ばせそうな気がする。ちートレ7月でボロボロになった自尊心が少し回復された。頑張ろうと思う。

【3000m】
 SPLIT 40-2'06-3'32-4'58-6'29-8'02-9'35-10'55 3'34/km
 LAP  40-1'25-1'25-1'26-1'31-1'33-1'33-1'20  
【2000m】
 SPLIT 1'26-2'54-4'25-5'57-7'21 3'36/km
 LAP  1'26-1'27-1'31-1'32-1'24  
【1000m】
 SPLIT 42-2'16-3'35 3'35/km
 LAP  42-1'34-1'19

ちートレ7月2009年07月18日

ちートレ7月
本日、明石公園で開催された田中千洋さんの練習会に参加した。練習会のメニューは1周2km弱の明石公園のアップダウンがあるコースを徐々にペースを上げながら10周するというもの。
最初の3周がキロ5'00、以降2周毎に4'30、4'15、4'00と上げていき、最後の1周はフリーという内容だった。
私自身、いくら体調が悪くても、いくら暑くても、キロ4'00までは頑張れば何とか付いていけるだろうと思っていた。
最初の1周、キロ5'00、坂道で心拍数が上がるが、それほどしんどくない。2周目、3周目も同様、4周目からキロ4'30にペースが上がる、いい感じで走れている。ところが、4周目から5周目に入る段階で給水している間に集団と数十メートルの差がついてしまった。
急にしんどくなる。この周は何とかなりそうだが、4'15に上がると付いていけないかもしれない、不安がよぎる。少しずつ差が開く、「もうムリ」、6周目に入る直前で集中力が切れた。給水してくださっていた方に、「もう止めます」と伝えて、トイレで顔を洗う。木陰のベンチでしばらく座っていた。すると6周目を終えた集団が帰ってきた。恥ずかしい、いたたまれなくなる、木の陰に隠れて休む。段々と情けなくなってくる、少し体力も回復したので、走行再開、スピードを上げずに淡々と走る。
再開後の3周目に先頭の2人が凄いスピードで私を追い抜いていった。フルマラソン2時間20分台の方だそうだ。しばらくして、田中千洋さんとご主人に追い抜かれる、キロ3'40台だったとのこと、その後、女性のトップの方に抜かれる、上り坂では差は開かなかったが下りと平坦な場所で、グンと差が開いた。とことこと走り、周回遅れで、さらに1周少ない状態で、みんなに励まされつつゴール。遅くても、頑張っていれば励ましてくれる、途中で止めなくて良かった。しかし、ここまで付いていけないとは、、、、心に傷を負って帰宅した。

        SPLIT       LAP     
周 距離  タイム キロ   タイム キロ  心拍数
1 1.9km  0:09:59 5'09  09'59 5'09   144
2 3.9km   0:19:41 5'05  09'42 5'00   153
3 9.8km  0:29:20 5'03  09'39 4'58   159
4 7.8km  0:37:56 4'53  08'36 4'26   170
5 9.7km  0:46:42 4'49  08'45 4'31   170
6 11.6km  0:56:15 4'50  09'32 4'55  152 
7 13.6km  1:05:37 4'50  09'22 4'50   159
8 15.5km  1:14:52 4'49  09'14 4'46   164
9 17.5km   1:23:49 4'48  08'57 4'37   169

どうやら心拍数が170を超えると集中力が途切れるようだ

ちートレ6月2009年06月08日

ちートレ6月
先週末、「マラソンランナー田中千洋のステップアップ・マラソン練習会」に参加した。
田中千洋さんは、北海道マラソンで、1997年、2003年と2度の優勝を誇るママさんランナーの第一人者。
今回の練習内容は兵庫県加古川市の平荘湖の周囲5kmを2本、1本目を20分以内で、2本目は各自フリーで走るというものだった。
練習会には田中千洋さんを含めて、総勢11名(♂5名♀6名)が参加しており、田中千洋さんと一緒に1.5kmのアップの後、1本目をスタートした。キロ4分ペースの走行だが、すぐに落ちこぼれた。涼しい顔で走り終えた他の人達の遙か後方を息絶え絶えでゴール、タイムは20分20秒だった。
10分の休憩をはさんで2本目をスタート、1本目よりもさらに取り残された。最後の100mは力を振り絞って、何とか19分33秒、5kmのタイムを測ったのは今日が初めてなので自己ベスト。先頭は17分30秒位でゴールしており、歴然とした力の差を痛感した。
その後、ダウンに3kmを走ったが、ダウンといえども、いつもの練習スピードより遙かに速いペースで、ちょっとしんどいダウンだった。
今回の練習会は19歳~55歳と幅広い年齢の方が参加しており、私にとってはみんなが初対面だった。しかし、ランニングという共通の話題があるので、いくらでも話がはずむ。初マラソンが2時間41分だったという女性、小学校5年で全国1位になったという女性、月間150kmの練習量でサブスリーを達成した女性、すごい人だらけだった。一方、落ちこぼれていた私は「最後の方、良く頑張りましたね」とか「初めての5kmなのに頑張りましたね、まだまだ伸びますよ」と励ましまじりで声をかけてもらっていた。1年前に北須磨クラブに入会したばかりの頃を思い出した。
楽しい練習会だった。これを機に、今までのLSD中心の練習内容を見直し、ステップアップを目指して行きたいと思う。