2009 福知山マラソン(2)2009年11月27日

福知山マラソンのレースペース
上記のグラフは福知山マラソンのレースペースを、自己ベストの篠山マラソンと比較したものである。スタート直後から篠山マラソンを10秒強上回るスピードで走り続け、11kmでガクッと落ちたことがわかる。
このときは左太もも裏に痺れが出て走れなくなり、リタイアしようと考えていた。しばらくすると痺れも治まり、ペースを上げるが、18km地点で再発し、ペースダウン。その後、痺れは治まり、またペースを上げて、32kmまでは4'20~30で順調に走り続けられた。しかし、33km過ぎで力がつき、以降はずるずるとスピードが落ち続けてゴールしている。
20km以降は痺れも感じなかったので、このペースダウンは、私自身の力不足に他ならない。脚の痺れがなくとも、良いタイムは出なかったような気がする。
前回の篠山の前は、ゆっくりと長時間走ることを念頭において、甲子園口から自宅までの帰宅ラン(31km、3時間30分弱)を中心に練習メニューを組み立てていた。一方、今回の福知山の前は、スピードトレーニング中心に練習メニューを組み立てた。その差が、このグラフに表れているのだと思う。しかも、スピードトレーニングをした割にスピードが出ていない。
私には「弘山晴美のマラソン術 スピードトレーニングでタイムが伸びる」(弘山勉著)よりも、「ゆっくり走れば速くなる」(浅井えり子著)の練習方法が合っているのかもしれない。
レース後、筋肉痛はほとんどなかったことも考えると、来年3月の篠山に向けては有酸素運動能力の強化が課題になると思う。スピードを上げることばかり考えて背伸びした練習をするのではなく、今の自分の力の+α、キロ4分20秒くらいのスピードでのペース走、ゆっくりと時間をかけた帰宅ランを中心に篠山への練習メニューを考えようと思う。

km SPLIT PACE   km SPLIT PACE   km SPLIT PACE
01 0:04'49 4'49   16 1:09'59 4'15   31 2:16'44 4'26
02 0:09'05 4'16   17 1:14'23 4'24   32 2:21'08 4'24
03 0:13'22 4'17   18 1:19'38 5'15   33 2:25'42 4'34
04 0:17'32 4'10   19 1:24'20 4'42   34 2:30'08 4'26
05 0:21'43 4'11   20 1:28'41 4'21   35 2:34'42 4'34
06 0:25'55 4'12   21 1:33'04 4'23   36 2:39'24 4'42
07 0:30'07 4'12   22 1:37'27 4'23   37 2:43'54 4'30
08 0:34'25 4'18   23 1:41'54 4'27   38 2:48'27 4'33
09 0:38'34 4'09   24 1:46'10 4'16   39 2:53'05 4'38
10 0:42'46 4'12   25 1:50'22 4'12   40 2:57'35 4'30
11 0:48'20 5'34   26 1:54'50 4'28   41 3:02'14 4'39
12 0:52'46 4'26   27 1:59'12 4'22   42 3:07'00 4'46
13 0:57'13 4'27   28 2:03'35 4'23   Fin 3:10'03 4'55
14 1:01'29 4'16   29 2:08'00 4'25   
15 1:05'44 4'15   30 2:12'18 4'18