新日鐵(5401)を売却2008年11月21日

昨日、新日鐵を全株売却した。2000年9月から保有していた。1年前に売却すればベンツのセダンの安いのが、3ヶ月前に売却すれば国産車の2000ccクラスが買える位の利益が出ていたのに、昨日の売却益では車のタイヤ位しか買えない。
ここ8年間、株価が上げ下げする度に一喜一憂し、1000円目前に迫ったときは幸せな気持ちに浸っていた。それも今になると虚しい。

19日に米商務省が発表した10月の住宅着工数が前月比4.5%減の年率79万1000戸と過去最低を記録、10月の消費者物価指数が1.0%低下し過去最大の下げ幅を記録し、デフレ懸念が現実のものとなりつつある。
また、GM、フォード、クライスラーの大手3社も資金繰りに苦しんでいる状況で、鉄鋼の来期以降の業績悪化は間違いないと思われる。

デフレになるのであれば、現金比率を高める必要があると思い、長年保有し続けて愛着があるが、業績悪化懸念がある新日鐵をなくなく売却した。