住友金属鉱山が続落 ― 2006年09月13日
一昨日の決算予想の上方修正にも関わらず、貴金属市況の地合悪化に
引きづられ、続落。材料出尽くし感が強い。
本日の終値は、1,525円 70円安。(買値は1,590円)
東京の金先物も、 10月物が、2,193円 57円安。
NY金相場は5営業日続落。NY原油のWTI10月物も7営業日続落。
OPECが減産決議でもしない限り、原油の値下がりは止まりそうにない。
しばらくは、商品市況の動きに連れ安しそうだ。
引きづられ、続落。材料出尽くし感が強い。
本日の終値は、1,525円 70円安。(買値は1,590円)
東京の金先物も、 10月物が、2,193円 57円安。
NY金相場は5営業日続落。NY原油のWTI10月物も7営業日続落。
OPECが減産決議でもしない限り、原油の値下がりは止まりそうにない。
しばらくは、商品市況の動きに連れ安しそうだ。
浜岡原発5号機事故(日経記事) ― 2006年09月13日
9月9日の日本経済新聞の記事によると「12日にも、両社で事故原因の
調査結果を発表する」とのことであったが、日立は沈黙を守り続けている。
一方、日本経済新聞には、本日も社説と企業総合面で事故に関する記
事が記載されていた。
------
【日経社説】
原子力の足元を固めなおせ
中部電力の浜岡原子力発電所5号機で六月に起きたタービン破損は、
製造元の日立製作所の設計不良が原因であることが明らかになってき
た。
:
その設計ミスは技術力不足なのか、品質管理に問題があったのか。賠償
問題が絡むからメーカーの日立は口をつぐんでいるが、きちんと説明すべき
だろう。
:
⇒もっともな意見だと思う。
------
【日経企業総合面】
中部電力は十二日、タービン破損事故で六月に停止した浜岡原発5号
機(静岡県御前崎市)の事故原因はタービン不良とほぼ特定されたと発
表した。中部電に運用上の過失はなかったという。
:
浜岡5号機と同型タービンを使う北陸電力の志賀原発2号機(石川県志
賀町)の破損も同様な原因の可能性が高い。中電は「タービンは十年前
に設計され、現段階で中電と日立にどの程度責任があるか分からない」
とした。
米ゼネラル・エレクトリックがつくった同タイプの東京電力柏崎刈羽原発6
、7号機(新潟県柏崎市)には、外側から三段目の翼に振動を迎える対
策を施してあった。
:
今年度いっぱい停止した場合に発生する追加コストは約千三百億円に達
する。中部電は記者会見で逸失利益の請求について「最終報告を出した
後に考えたい」としている。
一方、日立は「仮に日立の設計ミスであったとしても、理由を明確に説明
し是正を徹底すれば市場も認めてくれる」との声が出ている。
:
⇒「市場も認めてくれる」?、意味がわからない。株式市場のことなのか、
それとも原子力発電所のユーザを指しているのか?
また、「声が出ている」というのは、誰が言っているのか?
公式見解が出ないので全くわからない。
------
【中部電力のプレスリリース】
:
2 試験・解析等による調査結果
(1)破面観察結果
損傷した羽根の根元取付け部等の破面について観察した結果、高サ
イクル疲労(※1)特有の模様を確認しました。
:
3 今後の対応
引き続き、詳細な原因調査を実施するとともに、復旧対策について検
討を進めてまいります。
:
※1 高サイクル疲労とは、金属材料に一定以上の力が1万~10万回
以上繰り返し加わることにより、き裂が発生・進展し破損に至る現象です。
http://www.chuden.co.jp/corpo/publicity/press2006/0912_1.html
⇒中部電力のプレスリリースには、日立の設計ミスという表現はない。
しかし、今回の日本経済新聞の損害賠償請求に関わる記事を否定す
るプレスリリースも発行されていない。
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調査結果を発表する」とのことであったが、日立は沈黙を守り続けている。
一方、日本経済新聞には、本日も社説と企業総合面で事故に関する記
事が記載されていた。
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【日経社説】
原子力の足元を固めなおせ
中部電力の浜岡原子力発電所5号機で六月に起きたタービン破損は、
製造元の日立製作所の設計不良が原因であることが明らかになってき
た。
:
その設計ミスは技術力不足なのか、品質管理に問題があったのか。賠償
問題が絡むからメーカーの日立は口をつぐんでいるが、きちんと説明すべき
だろう。
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⇒もっともな意見だと思う。
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【日経企業総合面】
中部電力は十二日、タービン破損事故で六月に停止した浜岡原発5号
機(静岡県御前崎市)の事故原因はタービン不良とほぼ特定されたと発
表した。中部電に運用上の過失はなかったという。
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浜岡5号機と同型タービンを使う北陸電力の志賀原発2号機(石川県志
賀町)の破損も同様な原因の可能性が高い。中電は「タービンは十年前
に設計され、現段階で中電と日立にどの程度責任があるか分からない」
とした。
米ゼネラル・エレクトリックがつくった同タイプの東京電力柏崎刈羽原発6
、7号機(新潟県柏崎市)には、外側から三段目の翼に振動を迎える対
策を施してあった。
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今年度いっぱい停止した場合に発生する追加コストは約千三百億円に達
する。中部電は記者会見で逸失利益の請求について「最終報告を出した
後に考えたい」としている。
一方、日立は「仮に日立の設計ミスであったとしても、理由を明確に説明
し是正を徹底すれば市場も認めてくれる」との声が出ている。
:
⇒「市場も認めてくれる」?、意味がわからない。株式市場のことなのか、
それとも原子力発電所のユーザを指しているのか?
また、「声が出ている」というのは、誰が言っているのか?
公式見解が出ないので全くわからない。
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【中部電力のプレスリリース】
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2 試験・解析等による調査結果
(1)破面観察結果
損傷した羽根の根元取付け部等の破面について観察した結果、高サ
イクル疲労(※1)特有の模様を確認しました。
:
3 今後の対応
引き続き、詳細な原因調査を実施するとともに、復旧対策について検
討を進めてまいります。
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※1 高サイクル疲労とは、金属材料に一定以上の力が1万~10万回
以上繰り返し加わることにより、き裂が発生・進展し破損に至る現象です。
http://www.chuden.co.jp/corpo/publicity/press2006/0912_1.html
⇒中部電力のプレスリリースには、日立の設計ミスという表現はない。
しかし、今回の日本経済新聞の損害賠償請求に関わる記事を否定す
るプレスリリースも発行されていない。
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