住友金属鉱山 9月中間期利益拡大の見通し2006年09月02日

本日の日本経済新聞の朝刊に、非鉄価格の高騰で、非鉄各社は9月
中間期の利益が拡大する見通しという記事があった。
住友金属鉱山は、営業利益が750億円と従来予想の300億円の2.5倍へ。

ここ数年の当銘柄の株価の動きには、次のような特徴がある。

1)決算発表
 3月、4月ごろの決算の見通しで、
 資源高により上方修正、好決算、材料出尽くし
 翌年の決算見通しが固めで、失望感も漂い、夏にかけて値を下げる

2)中間決算の見通し
 8月から9月頃に中間決算の見通し、上方修正
 年末にかけて一段高
 その間、金、銅、亜鉛、鉛、ニッケルの価格変動に連れて、株価も
 大きく変動

この動きは、底堅い資源価格、控えめな会社の決算見通しによるものだ。
今年がピークになるのか、数年間、続くのか、、、
2008年の北京オリンピックが転機になると思う。

そのときに住友金属鉱山が保有する株式、不動産、鉱山の含み益が
どれだけ積み上がっているかで、今後、継続保有するかどうかを
考えたい。