初めての鍼灸院 ― 2009年12月29日
12/26(土)、初めて鍼灸院で診療を受けた。ここ数ヶ月間、続いている左お尻から腰、膝にかけての痺れの治療のためだ。
8/15のちートレ8月に向かう途中、加古川バイパスでバイクがガス欠になり、ガソリンスタンドまでの3.5kmを50分かけて、重たいバイクを不自然な姿勢で汗だくになって押して歩いた後に左太もも裏に張りが出て、そこから痺れが出るようになった。
そして、9/23の加古川での3時間走の際に左太もも裏の張りがひどくなり、それをかばっているうちに左膝もおかしくなり、レースをリタイアした。しばらく走行量を抑えているとマシになっていたが、福知山マラソンに向けて練習中の11/20、上り坂で力を入れた瞬間に左太もも裏に痺れが出た。何とか、福知山マラソンでは発生しないでほしいと願っていたが、5kmほど走った時点で痺れが出た。
整形外科でレントゲン撮影したところ、第4腰骨と第5腰骨の間が少し開いていて神経を圧迫しているために発生している可能性があるとのこと。整形外科では痛み止めを処方されるだけで痺れは治らない。整骨院へ行っても筋肉やスジの張りや痛みは取れるが痺れは治らない。
何とか治らないかと思っているところに、娘のピアノの先生が腱鞘炎を発症し、鍼灸院で治療を受けたところ治癒したとの話を聞いた。息子も7年前の中学生の頃に腰痛が出て、サッカー部の先生に鍼灸院へ連れて行ってもらったらしい。そのときもすぐに治ったとのこと。
ずっと神経痛に悩まされていた私は息子が診療を受けた鍼灸院を予約した。初めての鍼だ。
まず、先生に太ももの張りと神経痛の症状が出ていると症状を伝えた。
早速、衣服を脱ぎ、ベッドにうつぶせになって鍼を打ってもらう。お尻、腰、太ももの裏から足の裏にかけて、トントンと軽くたたかれて、優しくさすられている感覚がある、そして、身体の中の腰から足先にかけての神経のつながりに電流が流れるような感じがして、続いて暖かい何かが流れている感じがする。目をつぶると身体の中に張り巡らされている神経のイメージが浮かび上がる。うつぶせになっていたが頭を起こして先生の方を振り返り、身体に打っている鍼を見せてもらった。寸六(一寸六分)のサイズの鍼を2.8cmほど刺しているそうだ。全く、わからなかった。腰から足先にかけてのマッサージも併用しつつ、鍼は打ち続けられた。1時間10分後に診療は終わった。診療費は5,000円。保険が適用されなかった。先生からは、まだ治りきっていない部分があるように思えるので、もう一度来院するようにと言われた。
診察室の壁にはベンジョンソンが来院した際の写真がかざってあった。6年前にアキレス腱を故障していたベンジョンソンが通訳の方を通して診療を受けたいと申し入れをしてきたとのこと。
診療を終えて、駅まで歩いていると、数ヶ月間続いていたお尻から腰にかけての嫌な痺れの違和感が消えていることに気づいた。それでも、この痺れは数十分走ったときに出てくるものなので、走ってみないとわからないと、ぬか喜びしないように自分自身に言い聞かせた。
翌日、20km強の距離を走ってみた。身体が軽い、足を踏み込んだ後、地面の反発を下半身がしっかりと受け止めて、前進するエネルギーに変換しているように感じる。痺れは出ない。逆にこの数ヶ月間は、足の裏にさびたばねを付けて走っているような状態だったと思われた。いかに不自然なバランスで走っていたことか、そのために前進するエネルギーを地面に逃がしていたような気がする。
それほど必死で走ったわけではないのに、ランニングのペースはキロ10秒強速くなっている。8月から忘れていたランニング時の弾むような感覚を取り戻すことができた。嬉しい。
このまま、神経痛が治ってほしい。
8/15のちートレ8月に向かう途中、加古川バイパスでバイクがガス欠になり、ガソリンスタンドまでの3.5kmを50分かけて、重たいバイクを不自然な姿勢で汗だくになって押して歩いた後に左太もも裏に張りが出て、そこから痺れが出るようになった。
そして、9/23の加古川での3時間走の際に左太もも裏の張りがひどくなり、それをかばっているうちに左膝もおかしくなり、レースをリタイアした。しばらく走行量を抑えているとマシになっていたが、福知山マラソンに向けて練習中の11/20、上り坂で力を入れた瞬間に左太もも裏に痺れが出た。何とか、福知山マラソンでは発生しないでほしいと願っていたが、5kmほど走った時点で痺れが出た。
整形外科でレントゲン撮影したところ、第4腰骨と第5腰骨の間が少し開いていて神経を圧迫しているために発生している可能性があるとのこと。整形外科では痛み止めを処方されるだけで痺れは治らない。整骨院へ行っても筋肉やスジの張りや痛みは取れるが痺れは治らない。
何とか治らないかと思っているところに、娘のピアノの先生が腱鞘炎を発症し、鍼灸院で治療を受けたところ治癒したとの話を聞いた。息子も7年前の中学生の頃に腰痛が出て、サッカー部の先生に鍼灸院へ連れて行ってもらったらしい。そのときもすぐに治ったとのこと。
ずっと神経痛に悩まされていた私は息子が診療を受けた鍼灸院を予約した。初めての鍼だ。
まず、先生に太ももの張りと神経痛の症状が出ていると症状を伝えた。
早速、衣服を脱ぎ、ベッドにうつぶせになって鍼を打ってもらう。お尻、腰、太ももの裏から足の裏にかけて、トントンと軽くたたかれて、優しくさすられている感覚がある、そして、身体の中の腰から足先にかけての神経のつながりに電流が流れるような感じがして、続いて暖かい何かが流れている感じがする。目をつぶると身体の中に張り巡らされている神経のイメージが浮かび上がる。うつぶせになっていたが頭を起こして先生の方を振り返り、身体に打っている鍼を見せてもらった。寸六(一寸六分)のサイズの鍼を2.8cmほど刺しているそうだ。全く、わからなかった。腰から足先にかけてのマッサージも併用しつつ、鍼は打ち続けられた。1時間10分後に診療は終わった。診療費は5,000円。保険が適用されなかった。先生からは、まだ治りきっていない部分があるように思えるので、もう一度来院するようにと言われた。
診察室の壁にはベンジョンソンが来院した際の写真がかざってあった。6年前にアキレス腱を故障していたベンジョンソンが通訳の方を通して診療を受けたいと申し入れをしてきたとのこと。
診療を終えて、駅まで歩いていると、数ヶ月間続いていたお尻から腰にかけての嫌な痺れの違和感が消えていることに気づいた。それでも、この痺れは数十分走ったときに出てくるものなので、走ってみないとわからないと、ぬか喜びしないように自分自身に言い聞かせた。
翌日、20km強の距離を走ってみた。身体が軽い、足を踏み込んだ後、地面の反発を下半身がしっかりと受け止めて、前進するエネルギーに変換しているように感じる。痺れは出ない。逆にこの数ヶ月間は、足の裏にさびたばねを付けて走っているような状態だったと思われた。いかに不自然なバランスで走っていたことか、そのために前進するエネルギーを地面に逃がしていたような気がする。
それほど必死で走ったわけではないのに、ランニングのペースはキロ10秒強速くなっている。8月から忘れていたランニング時の弾むような感覚を取り戻すことができた。嬉しい。
このまま、神経痛が治ってほしい。
コメント
_ How do you prevent Achilles tendonitis? ― 2017年09月04日 01時13分43秒
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