Finger Weights2010年07月13日

娘がピアノのレッスンのためにFinger Weightsを買いたいと言い出した。
日本国内の楽器店では定価で販売されていて、\18,900もする。楽天やamazonで販売されているのを探しても、最安値は\14,800。それでもかなり高い。

そこで、米国のネットオークションサイトのeBayで販売されていないか探してみた。

売っていた。新品が$79.95。


送料が$13.05で、計$93.00。日本円にして\8,483。定価から1万円弱、安く購入することができた。5日~15日で配送されるそうだ。





進路2008年08月15日

先日、娘のピアノの先生から家内に、進路について話しがしたいとの連絡があり、8/13(水)のレッスン後に話しをした。
大学をどこに進むかを考えて、そろそろ準備に入るべきだとの話しだった。家内は、今年が高校受験なので、受験勉強が終わった後にしたいと伝えたが、それでは遅いようだ。
通学圏内の学校ということで、同志社女子、京都女子、京都教育大学、大阪音大、武庫川女子、神戸女学院を勧められた。どの学校へ行くかではなく、どの先生につくかが大事らしい。
既定路線のように、音楽の道に進む方向で話しが進んで行っている。

県学生ピアノコンクール2008年07月26日

7/25は娘のピアノコンクール。中学生部門で2年ぶりの出場だ。
曲はハイドンのソナタへ基調H06.XVI/23第1楽章。家内が付き添った。
家内の感想は「とても良く弾けていた、他の上手な子に比べて荒さは感じたが迫力があった」。娘は「今までになく緊張せずに弾けた、初めて、(コンクールで)ミス無く弾けた」。
演奏終了後、席に戻った娘は泣き出したらしい。心配した家内が体調でも悪いのかと尋ねると、そうではなく、やりきった感、達成感で涙が出たそうだ。
結果は銅賞、入賞者はみんな上手だったとのこと。金賞で本選に出場というのをかなえてあげたかったが、銅賞でも立派だ。陸上を続けながら、良く仕上げたと思う。

山畑誠氏のサロンコンサート2007年07月07日

本日、山畑誠氏のサロンコンサート。

~プログラム~

◆モーツァルト ・ピアノソナタ ハ長調 作品545

◆ショパン   ・ノクターン 変ホ長調 作品9の2
          ノクターン 嬰ハ単調 遺作
          バラード 第1番 ト短調 作品23

◆ドビュッシー ・アラベスク 第1番
          前奏曲集(第1集、第2集)より
          -アナカプリの丘
          -花火

◆リスト     ・愛の夢  第3番 変イ長調
           メフィストワルツ
~~~

手元は見えなかったが、リストの曲では、ピアノの屋根の内側にハン
マーの激しい動きが映し出されていた。身体に伝わる空気の共鳴、
激しいハンマーの動きと耳に飛び込む激しい音が一体となっていた。

山畑誠氏 ピアノの世界2007年02月17日

本日、近所の教会で、山畑誠氏のピアノコンサートが開催された。
2007年2月17日(土) 15時開演。最前列の席で、娘、家内と私の3人が
約2時間、すぐ目の前のピアノの音を全身に浴び続けた。

何人ものピアニストが演奏しているような空気の振動、それが音になり、
私の身体全体、体内の血液、心臓までも共鳴しているように思えた、
ショパンの幻想即興曲。見たこともないのに、カプリ島の丘からのキラ
キラとした情景が脳裏に浮かんだ、ドビュッシーのアナカプリの丘。
激しさに圧倒されたリストのメンフィストワルツ。

あっという間に時間が経過した。演奏された曲に関する造詣があれば
もっと音楽を楽しめただろう。

~プログラム~

・ハイドン ピアノソナタ 作品XVI:24 ニ長調
 Joseph Haydn     klaviersonate Hob.XIVI:24 D-Dur
 (1732-1809)

・シューマン パピヨン(蝶々) 作品2
 Robert Schumann   Papillons op.2.
 (1810-56)

・ショパン   幻想即興曲 嬰ハ単調 作品66
 Frédéric François Chopin  Fantaisie Impromptu op.66.
 (1810-49)  バラード 第1番 ト短調 作品23
         Ballade Nr. 1 G-moll Op. 23.

・ドビュッシー アラベスク 第1番
 Claude Debussy  Arabesque Ⅰ
 (1862-1918)  前奏曲集(第1集、第2集)より
           From "Preludes I,Ⅱ"
          -アナカプリの丘
           Les collines d'Anacapri
          -花火
           Feux d'artifice

・リスト 超絶技巧練習曲集より
 Franz Liszt From "Etudes d'execution transcendante"
 (1811-86)   -野生の狩
            Wilde Jagd
          -夕べの調べ
           Harmonies du soir
     メフィストワルツ
      Mephisto Walzer
~~~

2007年5月16日(水)19時から兵庫県立芸術文化センターで、ヴァイオリ
ニストの谷本華子氏とコンサート「ブラームスの夕べ」を予定されている
とのこと。

音楽の道2006年12月20日

本日のピアノのレッスン後、ピアノの先生から家内に、娘の将来の進路に
ついての話があったそうだ。音楽科がある高校を目指してはどうかとの
こと。

家内は「今は、ピアノと陸上と勉強の3つに頑張っているので、もうしばらく
様子を見て、将来の進路を考えたい」と返事をしたそうだ。

娘は「ピアノがあるから陸上も勉強も頑張ることができる、普通のOLには
なりたくない」と、まんざらでもない様子。

普段の練習量の少なさ(1~2時間を週に数回)、ピアノを習い始めた時期
の遅さ(小学2年)を考えると、将来、娘が音楽で生活できるようになると
は思えない。また、娘は教師にはなりたくないと言っているので、音楽の
道に進むということは、結婚するまで私の扶養家族であり続けるということ
に等しい。

娘の将来の可能性を、言下に否定するようなことをするつもりはないが、
ピアノ好きのパラサイトシングルはつらい。

ピアノ発表会(2006年8月)2006年08月20日

娘のピアノ教室の発表会。プログラムは下記の通り。

フィオーリ・ムジカーリとは、音楽の花束という意味で、花束を渡す
ように、音楽の楽しさを次から次へ、人から人へと伝えてくださいと
いう想いをこめているとのこと。

娘は、ショパンの「ワルツ 第15番(遺作)」とベートーヴェンの
「ソナタ第8番ハ短調op.13 『悲愴』 第1楽章」を演奏した。

ショパンは、コンクールで上手く弾けなかった印象が強いのか、
演奏開始時には、手が震えたそうだ。椅子の高さの調整もせず、
座るやいなや、いきなり弾き始めた。全く、余裕がない様子だった。

さらに、ベートーヴェンは、練習不足で暗譜ができておらず、2回繰り
返すところを3回繰り返したり、飛ばしたり、無茶苦茶だった。

しかし、荒々しいながらも、迫力がある、人に聴かせる演奏だった。

----
ピアノ発表会 ~フィオーリ・ムジカーリ~

<バロックからクラシックへ>
J.Sバッハ  フランス組曲6番BWV817 アルマンド
ハイドン   ソナタ ホ短調 HobXVI-34 第1楽章
モーツァルト アレグロ ト短調 KV312

<夢と憧れ~ロマン派の世界~>
ブルグミューラー アラベスク
グリーグ 妖精の踊り op.12-4
      蝶々 op.43-1
シューマン アラベスク op.18
ショパン ワルツ 第15番(遺作)

<ベートーヴェンに挑戦>
ベートーヴェン ソナチネ ヘ長調
ベートーヴェン ソナタ第8番ハ短調op.13 『悲愴』 第1楽章
ベートーヴェン ソナタ第17番 ニ短調op.31-2 『テンペスト』第3楽章

<いつまでもピアノと共に~現代日本~>
久石譲 サマー(Summer)
----

ピアノコンクール2006年07月25日

本日、娘が県の学生ピアノコンクールに出場。

曲は、ショパンの「ワルツ 第14番 ホ短調(遺作)」。

娘は、後半の24人中24番目の演奏、「私の演奏でコンクールが終わる
なんて、嬉しい」と言っていた。
ところが、演奏開始時には、待ち時間の間に腕が冷えてしまい、全く
腕が動かず、頭が真っ白になってしまったらしい、最悪だったとのこと。

入賞はできなかった。娘の2人前に演奏した大柄な中学3年の
男の子が娘と同じ曲で金賞。

帰宅後、家内がおばあさん先生に結果報告の電話。

おばあさん先生:「私だったら、中学1年生からコンクールへは出場させ
 ない、よほどの音楽的な才能があるのなら別だけど」

 「コンクールは戦いです。戦いには勝ちたいでしょ。
  勝ちたいのであれば、合った曲を選ぶことから始めないと。
  苦手な曲にチャレンジというのはダメ」

家内:「来年もよろしくお願いします」

おばあさん先生:「コンクールは、やみくもに毎年出場すればよいという
 ものではない。1年間勉強して、3年生で出場すれば」

家内:「(受験だから出場できるわけがないと思いつつ)はぃ。
 ところで、お礼のご挨拶に伺いたいのですが。。。」

おばあさん先生:「いえいえ、結構です」

家内:「でも、お世話になりましたから」

おばあさん先生:「わざわざ、来ていただかなくても結構です。賞を取った
 のならともかく。オホホ」

おばあさん先生のレッスン2006年07月16日

コンクール前の最後の仕上げに、おばあさん先生のレッスン。

今回も、ショパンの「ワルツ 第14番 ホ短調(遺作)」。

「センスがないわね!」
「あなたは頭がいいらしいけれど、ピアノに関しては物覚えが悪いわね!」
「勝手にリズムを変えるんじゃない!(両手で腕をたたく)」

しかし、最後には、
「コンクールのご成功を、お祈りします」

約45分のレッスン。

娘は、
「あぁ~、今回はあまり怒られなくて良かった」
「ところで、お父さん、ごせいこう(ご成功)って何?」

おばあさん先生のレッスン2006年06月02日

ピアノの先生のつきそいで、おばあさん先生のレッスン。

今回は、ショパンの「ワルツ 第14番 ホ短調(遺作)」とバッハの「フランス組曲」。

バッハはまぁまぁだったようだが、ショパンは罵倒の連続。

おばあさん先生:「楽譜が読めていない!」

あまりの激しさにピアノの先生は言葉を失っていた。

ピアノの先生:「前も一人で行ったときはこんなだったの?」
娘:「もっとひどかった」
ピアノの先生:「・・・・・・」

娘:「死にそうになった」、「2回ほど泣きそうになった」

中学1年でショパンのこの曲は難しいと言われたらしい。