kindle 復活2011年09月08日

8/1にフリーズしたkindle、やっと電池がなくなった。充電すると、動き出した。フリーズ解消。

電池切れにより、ハングアップしていたプロセスが落ちたのだろう。

米国のコールセンターに電話しなくて済んだ。

ほっとした。




kindle freeze2011年08月01日


夏目漱石をダウンロード中にkindleがfreezeした。画面が固まったまま、動かない。
修理するには米国のコールセンターに電話するしかないようだ。

取りあえず、電池切れを待って、それでも復活しなければ、電話をかけてみよう。

Kindle2011年07月12日


Kindle


7/7(木)にAmazon.comで注文したKidleが、思ったよりも早く、7/11(月)に届いた。

Kindle 3G, Free 3G + Wi-Fi  $189
Kindle Leather Cover, Chocolate Brown  $34.99

Total for this Order:       JPY 20,173

本も読めるし、フリーの3G回線付なので、ネットも見ることができる。
薄くて、ほどよい大きさ、電池も長持ち。

通勤電車の暇つぶしができた。

スピードトレーニングでタイムが伸びる2009年10月08日

「弘山晴美のマラソン術 スピードトレーニングでタイムが伸びる」(弘山勉著)を読んでいる。
昨年の3月にランニングを開始して以来、私は「ゆっくり走れば速くなる」(浅井えり子著)をバイブルにして、練習を続けてきた。そして、それなりに成果は出たと思っている。それとは全く正反対のタイトルのこの本を、三ノ宮のジュンク堂で見つけた。9月5日の土曜日のことだ。手にとって読んで見たところ、おもしろさに惹かれ、立ち読みだけではもったいなくて、この本を購入した。それから1ヶ月、今でも何度も読み返している。

この本には、限られた時間を有効に使うために効率良く、合理的な練習をしましょうということが書かれている。

■参考になったこと
 □骨盤の前傾を意識すればスムーズな重心移動ができる
  →この本を読んでやっと、骨盤の前傾がイメージできるようになった
 □スピードと筋力に余裕があればタイムはどんどん伸びていく
 □スピード練習は全力で目一杯頑張ることではない、
  フォームが意識できるレベルにとどめる
 □スピード練習ではタイム設定しない、強度を意識する
  タイムを意識すると余計な力が入り、フォームが崩れる
 □インターバルではつなぎのタイムを一定にする
  つなぎのタイムの長さを変えて、練習に強弱をつけることができる

■タイムアップのためのマラソン計画
 1)基礎となるスピード養成(5キロ、10キロの目標タイム設定)
  A.坂道走やクロスカントリー
  B.スピードトレーニング
  C.ウェイトトレーニングや補強

 2)ワンランク上でのペース走
  20キロ、30キロ走によるスピード持久力養成

 3)ハーフマラソン出場(レース3週間前)
  レースペースよりちょっと速いペースで走る

 4)10キロレース出場(レース1週間前)

■インターバルとフルマラソンのタイムの目安
 1)2時間30分(1km平均3分30秒)
  1000m 3分20秒、インターバル200m 52秒

 2)3時間00分(1km平均4分15秒)
  1000m 4分15秒、インターバル200m 80秒

 3)3時間30分(1km平均5分00秒)
  1000m 4分45秒、インターバル200m 80秒

 4)4時間00分(1km平均5分40秒)
  1000m 5分30秒、インターバル200m 90秒

本の前半には弘山晴美さんの陸上との関わり、世界選手権や五輪の話しもあり興味深い内容だった。

骨盤の前傾を意識して、e3グリップを持って腕振りを意識して走れば、まだまだタイムが伸びそうな気がしてきた。

木村政雄氏(元吉本興業常務)の講演2007年05月14日

先日、元吉本興業常務の木村政雄氏の講演を聴いた。

息もつかせぬ速いテンポのスピーチ、句読点を感じさせない話し方に
違和感があった。しかし、どんどん話に引き込まれ、あっという間に講
演が終了した。

聴き応えがあり、頑張ろうという活力が湧く話だった。木村政雄氏が
自分自身の考えを講演し、聴き手を魅了する、すばらしいことだと思った。
帰宅後も講演の余韻が残り、家族に講演で受けた感銘を話した。
これを機に、毎週土曜日に家族で吉本新喜劇を見るようになった。
小学生の頃、毎週、吉本新喜劇を楽しみにしていたことを思い出した。

生い立ち、吉本興業への就職、西川きよし・横山やすしのマネージャを
していたときの苦労話、吉本興業の芸人の構成、吉本やめよっかな
キャンペーン、島田紳助がサンデープロジェクトの司会を始めた経緯と
時代を追って話しが展開された。

そしていつの間にやら、企業や競争に話が展開されていた。

■吉本興業
 芸人450名、裏方50名、NSCに東西250名づつが所属
 芸人の上位十数名が1億円プレイヤー
 近年は20名の採用に6000名が応募(東大生も!最終的に辞退)


■吉本やめよっかなキャンペーン
 花月で新喜劇が始まる時刻になると観客が帰り出していた、
 劇がおもしろくないから、実際に見るとおもしろくない。
 吉本の特徴である全員で一斉にドテッとこけたりする動きの多さ、
 テンポの良さがなくなっていた。花紀京、岡八郎、船場太郎、山田
 スミ子などのベテラン役者が牢名主のような存在になり、動きが多い
 脚本を却下するような状態になっていた。
 一人一人の役者と面談し、本当にやる気のある人だけ残ってもらい
 キャリアに関わらず脚本に沿った役を割り当てるようにした。
 そのときに頑張ってくれたのがチャーリー浜や池乃めだかである。
 牢名主がいるような流動性がないシステムはくさる。


■島田紳助がサンデープロジェクトの司会を始めた経緯
 サンデープロジェクトの開始時に朝日放送から吉本興業へ司会者の
 オファーがあった。朝日放送からは、桂三枝もしくは桂文珍との指定
 であった。このとき木村政雄氏は、ツッパリ漫才からの脱却を図ろう
 として暗中模索していた、島田紳助を推した。紳助の将来を考えての
 ことである。桂三枝や文珍であれば、この機会を逃してもオファーが
 あるだろう、紳助には、今しかない。ようやくのことで朝日放送を説得
 した。しかし、放送開始の前夜、紳助のマネージャーから紳助に連絡が
 取れないとの突然の電話がはいった。四方八方探したところ、紳助は
 東京のマンションに一人こもっていた。「やれる自信がない」と、震えて
 いた。背伸びしなくて良い、視聴者が期待しているのは視聴者と同じ
 目線 で発言する紳助だと、説得した。
 これを乗り越えたからこそ、今の紳助がある。


■同業種との競争から異業種との競争へ世の中は変化している

 同業種との競争          異業種との競争
 ------------------------- -------------------------
 よりうまくやる            他社がやっていないことをやる
 前例踏襲型             前人未到型
 能力はストック           能力はフロー
 費やした時間で評価        成果で評価
 抑制型(~らしく)          開放型(~ならでは)
 正解は用意されている       正解は一つとは限らない


■芸の力と人気との関係

                芸の力(高)
                  ↑
                  |
        一人よがり   |  リスペクト(夢)
                  |
 人気(低)←-------+-------→ 人気(高)
                  |
        ダメ        | はやりもの(金) 
                  |
                  ↓
                芸の力(低)

  ※自分たちのポジションを確認することが大事
   妻と夫、会社と社員の関係に置き換えて考えてみる

原田隆史氏の講演2007年05月09日

2年前に元カリスマ体育教師、原田隆史氏の講演を聴いた。

そのときのメモを読み返した。講演時に感じた熱気が蘇ってきた。
短い会話で心のつぼを刺激する、期限を区切った目標設定、
やってみようと思う。

------------------------
・平成の教育は、平均点の底上げ教育、金太郎飴作りである
 個人個人の長所をコンピタンスとして引き上げる教育が重要

・自立型人間とは
 自分で考えて結果を出せる人、イマジネーション(知的付加価値、
 創造力)

 -夢を持っている
 -夢を目標に変える
 -目標の期限を切っている
 -失敗しても人のせいにしない
 -心技体、生活のバランスが取れいている

・仕事力:ノウハウ、マニュアル
 人間力:心のコップを上に向ける、態度を変える(態度教育)
      意味づけ教育(価値観の向上)

・学校教育、家庭教育、企業教育

・人の育成
 -関わる:厳しく、優しく、楽しく
   社会規範、不正に対して厳しく(父性)
   優しく、コーチング、カウンセリング(母性)
   楽しく、ストレスをマネジメント(子供性)

 -コミュニケーション能力:間髪いれずにフィードバック
   いい先生は7秒の会話を数多くする、感情(幸せ感、SMILE)が
   表情に出る
   悪い先生は2分30秒以上の会話が数少なく
   フィードバックのこつは○(Soft Love)または×(Hard Love)、
   △はダメ、基準がないから△になる、自信がないから△になる
   人間にとってつらいのは無視されること(マザーテレサ)
   プレゼンは20秒で3つのことを伝える、幸せ感も伝える

 -ストローク(関わり、刺激):心のつぼに元気、やる気を打ち込むこと、
  握手・拍手・メール・TEL・挨拶・SMILE

・人間はイメージのないものにはなれない

・人は正しい教育をしなければ自ら階段を下りる
 (~はすごい、自分とは違う)

・率先垂範、主体変容、ハンズオン指導
 リーダの人間力を磨き、信頼感をえる

・発信力による価値観教育
 書いて出す、話す文化作り、オーラとムードだけでは不十分

・困ったときは異業種から学ぶ

・コーチングだけでは人は育たない、コーチングは仕事力のノウハウ、
 マニュアルの一環、人を育てるためには責任感が必要

・IT関連企業の不健康(鬱)の比率が高い
 人との関わり不足、コミュニケーション不足

・「ハズ」は、はずれる、「ツモリ」は、つもらない

・大阪の松虫中学での経験
 「夢がなくなる、自信がなくなる、プライドがなくなる、お金がなくなる」状態
 「エネルギー」「情」がある
 大阪の中学440校の中で陸上のトップに、5年間で13回の日本一を達成
 一時は2番地獄に陥った、何度やっても2番、トップになれない、
 そのときは一所懸命に頑張ることが目標になっていた
 一所懸命、頑張るは当たり前、目標設定、勝利意識(負けない)が大事

・主体変容(Transformation)
 心のコップが下を向いている(どんな話も受け入れようとしない)生徒に
 対して、教師自らが変わらない限り、生徒の心のコップは上を向かない
 自らを変えない限り、結果を変えることができない
 真剣に話をすると自立型人間はストローク(うなづく等)を送ってくる

・死刑囚と無期懲役囚
 死刑囚:死生観を持つ、期日があるので自問自答し、あるべき姿を考える
 無期懲役囚:そのうちに、いつかできるだろう、目の前のことをやらない

・自己分析
 過去の最大の長所、最大の失敗
 目標の問題点、その理由
 →95%の人間は同じ失敗をする

・ルーティン
 自分自身で力を出すときのきっかけをつかむ(自分で作る)
 これを作ることでピンチのときに自分の気持ちを切り替えることができる
 セルフイメージを高めることができる人
 向上ルーティン:目で訴える言葉、元気が出る言葉

・ルーティン目標と期日目標
 ルーティン目標:毎日、やり続ける
 期日目標:いつまでにやる

 ルーティン目標を毎日やり続け、期日目標を達成する
 ルーティン目標、期日目標の精度が成果に直結する
                            ____ 期日目標
  +------+            _|
  |         |          _| 
  |ルーティン目標|        _|
  | (繰り返す) ↓      _|
  |              _|
  +-------  _|

 教育とはルーティン目標をあぶりだすこと、怠け心に外発的動機づけ、
 目標に上るために気づきを生み出す

・愚痴、被害者意識、批判、これらを口にしたときが終わり
 心のつぼ、ストロークがディスカウントされ、神経の中に負けがプログラ
 ミングされる
 商売とは、教育とは、コミュニケーション、愚痴が多い人と付き合っては
 駄目

・チームワーク
 成果主義→個人主義、希薄な人間関係
 1.自分の短所をグループの中でしゃべれるか
  人間は自分の恥部に触れることを嫌がる
 2.長所を持っている人がそれを助けることができるか
  厳しさ、優しさ、楽しさの三性を発揮できる人が指導者として求められる

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森 祇晶 元西武ライオンズ監督の講演2007年05月08日

1998年4月に元西武ライオンズ監督の森祇晶氏の講演を聴いた。
9年前の講演であるが今でも十分に通用する普遍的な話である。このと
きの講演で、今まで森祇晶氏に抱いていた勝負中心の厳しい人という
イメージが大きく変わった記憶がある。

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テーマ:勝ち続けるために何をするべきか

1.大切なもの
 1)平凡で退屈な仕事ほど大事にしなければならない、当たり前の
  ことを当たり前にする難しさ

 2)厳しいしつけ(家庭、会社)、しつけを見れば指揮官、会社の考えが
  良くわかる
  広島はしつけが良く行き届いている、ジャイアンツはしつけが不足し
  ている人を人と思わない言動、それを注意できない監督やコーチ、力
  以上の評価をされている選手

2.西武ライオンズの監督に就任して
 1)目指したもの
  自分たちが何によってささえられているかを考える
  →ファンにささえられている、そのファンが望んでいるのはスピードが
   ある強いチーム(=毎年、優勝争いに残れるチーム)

 2)コーチ(スタッフ)選び
  (1)必要がないコーチを振り落とす
   ・創造性がない人間
   ・上を向いて仕事をする人間
   ・過去の実績、名声を振りかざす人間
  (2)必要なコーチ
   ・野球に対して情熱を持つ人間
   ・監督に平気で意見を言える人間
    いいものを作ろうとすると様々な意見が出てくる
  (3)コーチに求めたもの
   ・光輝くのは選手だけで十分
   ・選手に好かれようとするのならユニフォームを脱ぐ(苦言も必要)
   ・言葉を大事にする
    一言ですべてを理解されるものではない、様々な正確の様々な
    人がいる、人は感じて動く、理屈、理論ではない、性格を知らな
    いと違う方向へ行ってしまう
    戦いの場では人の動きが大事、人の性格を知った上で人を動か
    していかなければならない

 3)選手に教えたもの
  (1)人と人とのつながり、それぞれの役割
  (2)光り輝くのは選手、自らが磨かなければならない
  (3)上司の顔色を見ながら仕事をしているようでは、力を半減させて
   しまう

 4)監督の仕事
  (1)気持ちよく選手をグランドに送り出す
   気持ちによって人は違う働きをする
   人が人を管理するのではなく、人が自ら働く環境を作る
  (2)監督にいつでも相談できる雰囲気作り
   自分を理解してもらおうとするなら、相手を理解しなければならない、
   目線を同じにする、肩書きを捨てて輪の中に飛び込んでいく
   上が変わらないとチームは変わらない

 5)勝ち続けるために
  (1)1人の力では勝てない、みんなの力があってこそ勝つことができる、
   お互いの力を認め合う、お互いの仕事を尊敬し合う
   結果は求めるものではない、やることで結果はついてくる
  (2)背伸びをしたら、いい仕事はできない、西武ライオンズが強かった
   頃は石毛や辻が脇役に徹していた
  (3)勝つことで自信ができる
   勝因と敗因、選手には敗因を追求したことがない、選手自身がわ
   かっている、なぜ勝てたのかを追求すべき
   勝ったときのミスは絶対に許さない、好調のときのミスは見過ごし
   がち、不調のときに致命傷となる
  (4)大きく外を見つめる、外の世界を見つめることで違ったものを教え
   られる
  (5)物に対する慣れ、感謝の薄れをどう刺激していくか、前年を引き
   づっていてもいい仕事はできない
  (6)1つ1つの積み重ねが勝つことに結びつく、技術でなく、人の心が
   目的にどう結びつくかが重要
  (7)どんな小さなことでも用心深く事を進めないと足元をすくわれる
  (8)自分の仕事に対して情熱を持ち、自分の会社に対して誇りを持つ
  (9)失敗しないことが大事ではなく、倒れても倒れても立ち上がるこ
   とが大事

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10月に読んだ本2006年10月15日

------ 三浦 展 ------
・下流社会 ★☆☆☆☆
 「下流」とは、「中流」より所得が少ないということだけでなく、自分の生
活をよりよくしようとする意欲が少ない人たちと定義し、それらの人たちが
どのような意識を持っているのか、統計データに基づき、説明がなされて
いる。しかしながら、統計データ自体の母集団が少なそうで、分析の仕
方も一面的に思える。著者が決め付けた考えに基づいて、統計データを
解説しているようにしか思えない。

------ 新田 次郎 ------
・アラスカ物語  ★★★★★
 何気なく、手に取った本だが、主人公、フランク安田の生き様、大きな志に
圧倒された。読み応えがあった。もっと新田次郎の本を読みたいという強い
思いが湧いた。

------ 畑 正憲 ------
・ムツゴロウの動物交際術 ★★★☆☆
 正面から動物と接する方法が記載されている。犬は集団の中で順位付け
するが、犬は犬の世界の中で順位付けするのであって、人間と犬を混在
させて順位付けするのではないとのこと。
 今まで、飼い犬に対して上位に立とうと力ずくでしつけていたが、自分の
考えが間違っていたように思えた。私がいないところでは、飼い犬が吠
える、飛びつくなどの問題行動に発展しているように思えた。
 今後、力ずくではなく、もっと、普通の目線で飼い犬に接する、できるだ
け、他の犬と触れ合う機会を与え、社会性を身につけるというような点か
ら、犬のしつけを見直して行きたい。

・さよなら どんべえ ★★★☆☆
 私がムツゴロウこと畑 正憲氏を知ったのは、小学生の頃だ。ひぐまの
どんべえとの生活が著された単行本を通してだった。ひぐまと一緒に生活
するなんて、世の中にはすごい人がいるものだという想いを抱いた記憶が
ある。その後、ムツゴロウ氏は動物王国などで、どんどん、有名になった。

今回、約30年ぶりにどんべえの本に目を通すことになった。どんべえは、
はるか昔にこの世を去っていた。藁がのどにささり、そこから流れた血が
肺に溜まったのが死因のようだ。生前のどんべえとムツゴロウ氏のふれあ
いは緊張感があふれ、鬼気迫るものがあった。ムツゴロウ氏ならではの、
接し方だと思う。また、動物への愛情がそのまま伝わってくる。動物臭ま
で伝わってくるような感じがした。本当にすごい人だと思う。

9月に読んだ本2006年09月28日

------ 村上 春樹 ------
・ノルウェイの森 ★★★★☆
 約20年前に流行った小説、当時は読みたいと思わなかったが、最近、
 村上春樹の小説が海外で広く読まれているという話を聞き、読んでみ
 ようと思った。

 精神病を患った女性と大学生の主人公の恋愛を中心とした話。
 その女性は主人公の高校時代の自殺した親友の彼女だった。
 登場人物の心の中の情景が、まるで目の前の風景のように、浮かび
 上がってくる。その情景は、過去、つい最近の過去、当時、現在と、時
 間の流れと共に情景も流れている。表現も美しい。読み応えがある本
 だった。

------ Spencer Johnson  ------
・チーズはどこへ消えた? (Who Moved My Cheese? ) ★★★☆☆
 数年前に流行したビジネス書、迷路の中に住んでいるネズミ2匹と
 小人2人がなくなったチーズを追い求める。
 匂いに敏感で行動力があるネズミと、何のあてもなくただひたすら駆け
 るネズミは、なくなったチーズを求めて迷路をさまようも、新たなチーズを
 見つける。
 チーズを探して迷路の中に飛び出すこと(=変化)を恐れる小人達は、
 なくなったチーズがあった場所から離れられないまま、悶々とする。
 1人の小人は意を決して、迷路の中に飛び出す。そして、ネズミ達と
 チーズを見つける。
 変化を恐れてはいけない、変化に立ち向かっていかなければならな
 いということ。 

------ 山田 真哉 ------
・『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』 ★★☆☆☆
 息子の国語の教材として、高校で購入した本。
 タイトルのおもしろさに惹かれて読んでみたものの、会計の話だった。
 作者が、色々な観点から工夫してまとめているのが読み取れるが、
 会計の話を期待して読み始めた本ではなかったので、消化不良の
 ような気持ちになった。会計の知識がない人が、会計の言葉や考え方
 になじんでいくためには良い本だと思う。

------ 山崎 章郎  ------
・病院で死ぬということ ★★★☆☆
 息子の国語の教材として、高校で購入した本。
 末期ガン患者の最期について、患者と家族、医師との関わりを10編の
 短編にまとめられている。話の内容は前半と後半で大きく異なる。

 前半:忙しい医師や看護師によって、延命を目的として治療を行わ
     れている不幸な患者の話
 後半:患者自身が患者の人生を最期まで生き抜くという観点から、
     家族や医師、看護師が、ガンの告知、治療を進めた話

 最後に著者のホスピスの考えの説明、その方向に進んでいくという
 決意表明で締めくくられる。

 非日常な人の死が、末期ガン患者の病棟では日常的であること、
 日々、それらに直面している医師や看護師がいることを、改めて
 思い知らされた。今は、健在な私の両親、家内の両親も、いずれ、
 見送らねばならないときがやってくる。そのときに、著者と同じように
 患者の人生という視点から看護ができるだろうか。

8月に読んだ本(追加)2006年08月30日

------ 新田 次郎 ------
・八甲田山死の彷徨 ★★★★★

なんとなく、手に取って読んだ本だが、読み応えがあった。
不十分な計画の中での雪中行軍の強行、厳しい自然、非常事態に
乱れる指揮命令系統、このような中で死に至った兵士は、さぞかし
無念だったことだろう。

210名中、生存者は11名という、大惨事。
戦争ではなく、訓練で、これだけの死者が出たことは、当時の世論の
反響もすさまじかっただろう。

しかし、時の経過と共に、人々の記憶は薄れる。

1986年の日航機墜落事故、1995年の阪神大震災、地下鉄サリン事件等
も同様だ。