森 祇晶 元西武ライオンズ監督の講演2007年05月08日

1998年4月に元西武ライオンズ監督の森祇晶氏の講演を聴いた。
9年前の講演であるが今でも十分に通用する普遍的な話である。このと
きの講演で、今まで森祇晶氏に抱いていた勝負中心の厳しい人という
イメージが大きく変わった記憶がある。

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テーマ:勝ち続けるために何をするべきか

1.大切なもの
 1)平凡で退屈な仕事ほど大事にしなければならない、当たり前の
  ことを当たり前にする難しさ

 2)厳しいしつけ(家庭、会社)、しつけを見れば指揮官、会社の考えが
  良くわかる
  広島はしつけが良く行き届いている、ジャイアンツはしつけが不足し
  ている人を人と思わない言動、それを注意できない監督やコーチ、力
  以上の評価をされている選手

2.西武ライオンズの監督に就任して
 1)目指したもの
  自分たちが何によってささえられているかを考える
  →ファンにささえられている、そのファンが望んでいるのはスピードが
   ある強いチーム(=毎年、優勝争いに残れるチーム)

 2)コーチ(スタッフ)選び
  (1)必要がないコーチを振り落とす
   ・創造性がない人間
   ・上を向いて仕事をする人間
   ・過去の実績、名声を振りかざす人間
  (2)必要なコーチ
   ・野球に対して情熱を持つ人間
   ・監督に平気で意見を言える人間
    いいものを作ろうとすると様々な意見が出てくる
  (3)コーチに求めたもの
   ・光輝くのは選手だけで十分
   ・選手に好かれようとするのならユニフォームを脱ぐ(苦言も必要)
   ・言葉を大事にする
    一言ですべてを理解されるものではない、様々な正確の様々な
    人がいる、人は感じて動く、理屈、理論ではない、性格を知らな
    いと違う方向へ行ってしまう
    戦いの場では人の動きが大事、人の性格を知った上で人を動か
    していかなければならない

 3)選手に教えたもの
  (1)人と人とのつながり、それぞれの役割
  (2)光り輝くのは選手、自らが磨かなければならない
  (3)上司の顔色を見ながら仕事をしているようでは、力を半減させて
   しまう

 4)監督の仕事
  (1)気持ちよく選手をグランドに送り出す
   気持ちによって人は違う働きをする
   人が人を管理するのではなく、人が自ら働く環境を作る
  (2)監督にいつでも相談できる雰囲気作り
   自分を理解してもらおうとするなら、相手を理解しなければならない、
   目線を同じにする、肩書きを捨てて輪の中に飛び込んでいく
   上が変わらないとチームは変わらない

 5)勝ち続けるために
  (1)1人の力では勝てない、みんなの力があってこそ勝つことができる、
   お互いの力を認め合う、お互いの仕事を尊敬し合う
   結果は求めるものではない、やることで結果はついてくる
  (2)背伸びをしたら、いい仕事はできない、西武ライオンズが強かった
   頃は石毛や辻が脇役に徹していた
  (3)勝つことで自信ができる
   勝因と敗因、選手には敗因を追求したことがない、選手自身がわ
   かっている、なぜ勝てたのかを追求すべき
   勝ったときのミスは絶対に許さない、好調のときのミスは見過ごし
   がち、不調のときに致命傷となる
  (4)大きく外を見つめる、外の世界を見つめることで違ったものを教え
   られる
  (5)物に対する慣れ、感謝の薄れをどう刺激していくか、前年を引き
   づっていてもいい仕事はできない
  (6)1つ1つの積み重ねが勝つことに結びつく、技術でなく、人の心が
   目的にどう結びつくかが重要
  (7)どんな小さなことでも用心深く事を進めないと足元をすくわれる
  (8)自分の仕事に対して情熱を持ち、自分の会社に対して誇りを持つ
  (9)失敗しないことが大事ではなく、倒れても倒れても立ち上がるこ
   とが大事

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コメント

_ Where is the Achilles heel? ― 2017年09月04日 04時47分44秒

Actually no matter if someone doesn't understand afterward
its up to other viewers that they will help, so here it occurs.

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